伝えきし「震災・コロナ・ウクライナ」 十六年は三倍速で/テレビ買い替えに寄せて
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誰か知らねど片田舎のスーパーの隅の自家用車9条の文字掲ぐ
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アナログの寿命なつかし今さらに デジタル家電は◯か✕にて
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目を閉じる時にひときわ光る星 今日会った人みんな好きだよ
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変わり映えせぬ夕餉でも吾子居れば弾む会話でご馳走となり
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突然にB-CASカード受けつけず 二〇一〇年テレビの終焉
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心地ひのか 床に寝そべりし猫 寝返り打ち ブラッシング求む
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「夫婦から奪った財布だよ」 浮浪者は今日もそれを財布だと信じてる
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ハードオフの窓のそばやけにきれいなドレスが まだ死を知らないみたい
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五七五そんな法など台風で
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夏野菜 きゅうりをやたらと トルネード サラダお新香 一本漬もよし
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臭いものに蓋をし、蓋し見てくれだけに
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落ちる陽が全て道連れにしそうな深い青
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夏の夜の高原に見し天の川吾子の肩抱くほんたうのさち
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ひとりの夜 揺れの直後に「大丈夫?」 孫からライン動悸静まり /昨夜の地震に
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やっかいで残酷な地図 足跡の濃さだけずっと 穴が開くまで
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朝の会好きな手料理おそうめんママはがっかり他にあるでしょ
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カラオケが 苦手だと言う キミの番 全部歌って 顰蹙を買う
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啼く鳥も めおとの蝶も 夕なずみ ささめき交わす 夏来たれりと
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ごろ寝して夕暮れ空を見ることも帰るカラスも忘れかけてた
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みんな何故長く生きたい認知症の母であっても生きてて欲しい
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先に生き 今に生きたる 人々に 断層つくる 国粋如き
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揚羽蝶 ふる雨に染む はねころも 押して高処たかみを望むこころ
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休校 合唱団 練習 中止と続く   台風予報
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隠しては 小出しにしたる 歴史とは お襁褓おむつが取れぬ 万年青おもとなりしか
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下萌ゆる雪間の草のめづらしく面白おもろい歌にあひみてしがな(Don't stop ネタ短歌 !)
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さざれ波立ちても居てもく嘆き憂きに耐へぬを思ひこそやれ
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山川の手造りの橋流しさり目前(まさか)に荒(すさ)ぶ雨台風は
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先に行く台風ついに追い抜かれ「Ora Orade egumo 」と重き足取り /ダブル台風七号八号
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白秋の南蛮趣味に酔いしれし「キュラソー」という国はかつてなかりき /ワールドカップ初出場「キュラソー」
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