Utakata
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ビタマム
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九州一周ふたり旅を三日後に控えた一昨年初秋に逝った主人詠みにて初短歌初投稿。
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幼日
(
をさなび
)
を語り馴れ初めを語りて話しは尽きぬせせらぎの宿
28
三人旅「ここに君なきこと寂し」竹馬の友の云ういとうれし
23
桂川瀬音さわやか秋の声漱石愛でし修善寺温泉
21
友夫婦
郷里
(
さと
)
の幸負い
亡夫
(
つま
)
墓前上京せしはありがたきかな
24
ご時世に翻弄されし
亡母
(
はは
)
の
人生
(
みち
)
なにをおもいて語らずし逝った
22
秋の陽に背を押されおり
畑
(
はた
)
立てば晴耕雨読の
亡父
(
ちち
)
訪れ
28
幼日
(
をさなび
)
の
畑
(
はた
)
にあと追い赤とんぼ抱きとめし
亡父
(
ちち
)
遠きにありて
22
秋高し待ちわびて今日
畑
(
はた
)
の幸なま落花生さつまいも掘り
26
秋麗
(
あきうらら
)
うららうらら🎵で心はずみ子らを待つ吾に
亡父母
(
おや
)
重なりぬ
19
金木犀
(
キンモクセイ
)
今も香っているかしら海風はこぶ
香
(
か
)
に
灯
(
ひ
)
のともる
24
海の街夜空に咲く
花火
(
はな
)
年十七回あなた亡き街色あせし花火
22
友告げしあの街花火無いといふ愛でし
処名
(
ところな
)
相生(の)橋「岡山市」
17
わかれ駅ハラリハラリと手ふりし
娘
(
こ
)
そ〜その笑みなの母の阿伽陀
17
いつまでも手をふりし
娘
(
こ
)
に
亡夫
(
つま
)
をみる哀愁漂うわかれ駅かな
20
夏草にかぶれやは肌癒えるころ涼風告げし秋植えしたく
23
ああ子らよ「みんなちがってみんないい」吾と吾子だけの三回忌法要
24
秋浅き今朝(10/1)の雨にはモーツァルトアールグレイで亡夫とピーチ食み
19
ありがとうつたなき吾なれどいつの日かだれかのこころに沁みるうたを
27
早朝の目覚めたのしやうたかたのうた詠みびとにいただく希望
22
うたかた(Utakata)に出会いて五日あなた亡き日々詠み供えたし三回忌(10/1)
27
贈られしカバン斜めがけ笑みはじけ彼女と供に十六の門出
17
過日のきみ英姿颯爽少年剣士まぶしくもあり誉れでもあった
14
夫婦危機救ったのはねまぎれもなく吉報まねきし君だった
14
姉に手をひかれ初登園父なき子にしなくてよかった愛しきかの日
12
たはむれに吾を背負ひし四十吾子ひとり身残こし母老い逝けん
15
父逝きて吾子寄り添いし傾聴これが俺からのオヤジ孝行
14
海崖に荒波打つる東尋坊聴きしに勝る柱状節理
7
初宿の語らうことぞ楽しけり今宵は眠れぬ雪の宇奈月
8
雪の街たはむる娘眺めつつ遠きかの日にタイムスリップ
10
旅途中立ち寄りしあのさくら寺先逝くあなた納めし初秋
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