稲穂満ち 恭しくも お辞儀せば 黄金の風は 穂の波揺らす
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側に来て「待つの、老化?(松の廊下)」と訊く君に 「充電中(殿中)」と応ふる我は
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韓ドラの時空の歪みにはまりつつ なお「そのあと」へ 重力レンズ
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夕暮れに優しく絡む長い指 静寂の古道 響きあう、鼓動
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ピュアネスが歳と共に失せてゆく最近きみがまぶしく見えて
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恋の歌詠まんとすれどさて困る最後のそれはひと昔過ぎ
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​詠人の 冷たき歌に 指止めて 闇夜を探り 君を認めん
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とめどなく垂れ流される饒舌に押し流されてひとり残さる
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殺したい殺せばいいとつぶやいて見交わすまなこ幸いなる哉
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あなたは友と思っていましたと告ぐ君のか細い震えと鮮やかな朱脣(あか)
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殴りつつ泣く君を見て笑む我も等しく照らすあかあかと月
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青になり赤になり進んだり止まったり平行線は果てもなく
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脚立すら一歩が怖いこの身には通天閣など絶命の槍(マジ怖かったんだよ!)
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「愛してる」相方の相も変わらぬアイロニカルな相々傘
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他人(ひと)なんか、どうでもいいの好きにして。たまに優しくしたくなるだけ。
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自転車のタイヤの空気抜けました 誰か押してね吾がやる気スイッチ🥺
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詠めないが退屈凌ぎ出来ている 続けてみるか八十路の短歌
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孤独とかみんなと同じこと言いたくない
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一日に五十や百はすぐ詠めるそう豪語する絶叫歌人
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同人誌即売会の打ち上げは ペンギン達が空を飛ぶ街
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人生は お金が掛かる 資格より志望動機の余白が怖い
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役職の任期一年制につき真面目に奉仕する会員も
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来た道は削除出来ない降り道を下り始めた標(しるべ)無きまま
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いつのまにセミの鳴き声鈴虫へホットコーヒー長袖姿
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AIもいるけど隣に人がいる 私は君に叫びたいのに
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喫茶店秋風吹かれのぼり旗 メロウなジャズと遅めのランチ☕
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看板に「何でも買取ります」とあり(この悲しみはおいくらですか?)
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秋風にのんびり吹かれまほろばの 赤とんぼ舞う行き合いの空
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反対をするも理解者少なくて変な提案通る団体
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張り過ぎず緩み過ぎずを目指せども不安定なる凡愚に難し
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