雨生
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猫のために生きてる * #猫短歌

ふくらんだウィスカーパッドに秘められし 君の魅力に目が離せない
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おみみだけぴくりぴくりと動かして僕の声聞く こっち向いてよ
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君といれば曇天だってもはや晴れ その微笑みがぼくの太陽
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ご機嫌にゆらりゆらりと尻尾振り 膝に飛び乗る小さき愛猫あいぼう
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新しいネイルは瞳とおなじ色 いつでも君と目が合うようで
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君がいない左は日差しが強すぎて眩しすぎるよ、帰ってきてよ
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#ハッシュタグきみのいない景色」の中に 僕の影だけ取り残されて
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「愛してる」 抱きしめる君の視界には私の向こうの誰が映るの?
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“愛”なんて “永遠”なんて “夢”なんて 嘘か誠か 夢か現か
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いつまでも来ない王子を待ってても意味がないのよ 歩き出さなきゃ
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眠いなあ 瞼を開けると午前九時 おきたくないなあ おはよう世界
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「味噌汁を毎日飲みたい」知らんがな。自分好みに勝手に作って。
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誰もいないリビングでひとり短歌うたを詠む 窓の向こうは闇夜が広がる
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ぼくが想う君はこっちを向かないから ぼくをこっち見る人を好きになりたい
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街中のクリスマスソングに惑わされ浮かれる人のまあ多いこと
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昔からデレを弱さと認識し封じ込めちゃう性分なんです……
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試験前に限って浮かんでくるんです 良さげな言葉、良さげな短歌。
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「漫画とか読んじゃうんだよねテスト前」 語るあの子はほら、高得点
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覚えてもどうせ終われば忘れると説きつ机に向かう試験前
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君の中ぼくが消えてく音がする 諸行無常とはこのことか、
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頼むから忘れさせてはくれないか 思う頭と思わぬ心
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君がいた痕跡さえも消え果てた朝を背にして一歩踏み出す
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一足ひとあしも君の世界に入れない そっちは土足で上がり込むのに
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