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瓜食めば子を思ひたる憶良ゐて 「
孤
(
ひとり
)
」の文字や宝に見ゆる
15
itsun
5
たまさかのであひといふなのさだめかなよりてえにしのはてとなるやも
14
一度だけタイムスリップするならばためらいなしに◯◯時代/結句を躊躇ってしまった…
8
朝のクモ吉兆だとは言うけれど顔から被れば大事故である
26
雨だから 空いているかと 美術館 傘下に集う 芸術家たち
11
玄関にクモの巣張って知らぬまま出ようとしたら顔から被った!😱💦
24
豪雨来たこのタイミングでメール鳴る焦り開けば市役所からだ
16
冷蔵庫 隅っこにかき氷シロップ 孫との時間 夏の日の痕跡
17
降る雨もこれくらいなら心地いい凶器の雨のニュース聴きつつ
16
薄より流れ落ちたり白露と人も離りゆく浮き世なりけり
3
後悔に傷む心のしおらしさ手練のかげに咲く縷紅草
10
世迷言とごまかすしぐさ慕わしくたまらず握るいじらしき指
5
手のひらに熱さが残る喧嘩して返す言葉がなくなったあと/題『返』
20
母の味しるしたメモを束ねれば世界に一つの辞典になった/題『辞書・辞典』
6
深海の奥で泣きたい日もあって遮光の青いカーテンを引く/題『海』
5
いかほどの恐怖だったか 黒い波押し寄せてきてすべてのみこむ
5
野崎孝訳が好きだと言ってたね 青い表紙のライ麦畑
5
頑固だねってよく言われます 生きてると信じつづけて哀悼もせず
6
巨大なる波にさらわれいまいずこ ひしゃげた列車日にさらされて
3
適当に相づち打って通話切る それが最後とわかっていれば
9
雨に泣き傾きかけた我がコキア色は深まり秋の訪れ
11
ドキドキで古川琴音のホラー観た これこそまさに適材適所
9
園庭の赤い電車に雨のふる秋桜ゆれる日曜の朝
28
物価高 全ての庶民が苦しいの? けっこう居酒屋混んでいるけど
17
JR
の遅延を報ず雨の朝 東京メトロは定刻通り
11
いつもより冥く思えるアンダーパス 水で亡くなる事故を知りてか
10
挨拶に景気の話題は憚られ 定着したる格差社会は
7
降り止まぬ 秋雨続く鈍色の 青空恋し長月の空
26
リバウンド競うあの娘のキュキュキュッとシューズの音色聴き惚る放課後
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