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久し振り 熊手を持って 耕せば 腹筋背筋 ありえん痛み
5
飄々と笑う貴方の聲を聞き 生まれる秘かな恋心
4
次々と美しい歌詠む歌人 その感性にふれてみたくて
32
朱に染まる 彼の横顔眺めてる そんな貴女に 僕は恋する
6
この先がぜんぶ見えている男は親切面して地獄へ誘う
7
桂むきみたいにいつか境い目でうまく一皮むけたらいいな
7
失って 得ることもあり 戦後日本 賛否もあれど 支えたりけり / 全く力不足
16
嫁、娘、母の三役こなしつつ、守るつもりが守られる日々
35
白鳥は西日に白を
煌
(
きら
)
めかせ今夜の宿へ歌をうたって
24
寒暖差で乱れる自律神経と花粉黄砂でダルい毎春
29
晴れた日の 雪解けの音 心地良き 穏やかな風と 春色の空
19
つた絡む桜の古木塀越しに そっと春待つ
工場
(
こうば
)
はうらら
17
捨てようと思えどそうはできぬこと捨てていたなら違う人生
14
築30年 思い出だけが残されて 今はひとりで今日を重ねる
22
住んだ街二十年ぶり訪れてとんがっていた我浮かび来る
15
住んだ街二十年ぶり訪れてまだ在る本屋看板見入る
10
沈丁花 花の香りを 全力で 主張する様 命短く
34
お決まりの席で過去問にらんでた子の笑顔祈る 春の図書館
16
AIは 人間よりも? 褒め上手 自ら
手綱
(
たづな
)
強く引き締め
16
春色に染めたネイルの手の甲は幼き日に見た祖母と同じ手
32
ここかしこ 羊一頭 解体する 犠牲祭の日を 村は賑わう /カンドヴァン村2016年10月1泊
12
あと5キロ痩せてスリムに春までに! 決意ゆるがす菓子の誘惑
30
部屋咲きのハイビスカスに彩られ 冬のリビング早や夏模様
25
落ち込むわ…😖 店のガラスに映りしは老いて太ったわが姿なり
28
まぶしげに めをほそめたる ねこのてを そっと握って 気持ちを交わす
30
国の
長
(
おさ
)
命が一つ 消えていく 巻き込まれたる
無辜
(
むこ
)
の民あり
18
ミサイルの 誤爆はなしや カンドヴァンの 土産の帽子 取りて撫でつつ /ダブリーズ近郊
12
アイフォンを鞄に入れる 今日だけは迷い悩んで自分で決める
8
闘病を支えてくれる診療所 紙のカルテは地層のごとし
32
寝てるとき 幸せなワケ 知りたくて 人の存在 失くす春先
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