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がやがやな 賑やか図書館 選ぶより こじんまりした 地元図書室 選ぶ私は
図書館オタク
(
ライブラリアン
)
8
自分にも人にも甘い人はいい厳しくないし敵が少ない
16
八重桜見れば花見はできようもソメイヨシノが散れば終わりか
11
花落ちて塑像のやうに歌詠めば枝垂れの彼方山里はあり/あきる野市龍珠院にて
18
小さな子 「三角描いて、丸と棒で、」おでんでは無いかスタバなのだし
7
かりんとう打ち消しす臭み牛乳のゴクゴクいける意外な出会い
14
青二才 自分はきっと 生意気で けど今思う わりとかわいいな。
9
もう卒業 音楽室の
いつものメンバー
(
レギュラー
)
と決心決めて 聴く
999
(
スリーナイン
)
10
お客様 最終便は こちらです 電車乗り込み 卒業へと
8
チューリップ咲きし水辺に幼な子の弾む声などレンタルしたき/国営昭和記念公園にて
13
いい人も 力を持つと たちまちに 王の如くに 他人を従え
6
人権の 教育受けた 大人らが ホイッスル吹き 静かにしろよ
4
歳訊かれ 父はいるかと 訊かれても 耳が遠くて 会話にならず
6
新
たま
(
たまねぎ
)
をためしにひとつとってきて薄切りにして食えば美味なり
13
私がね手を上げるのはほんととも嘘とも違うさよならなのよ
12
暗闇の
静寂
(
しじま
)
の奥に 星たちが 瞬く空は
永久
(
とこしえ
)
に続く
14
結果待ち揺らぐ心を紛らせていつもと同じ笑み交わし合う
26
君の声 波長に響く親知らず 抜いて解かれた僕への魔法
15
何見てる?身をかがめては首傾ぐ君の優しさ橙色に染まる
15
丁寧にひと櫛ひと櫛髪染めて 妻、老人会に週末デビュー
20
逃げ逃げて此処まで来たり桜樹のもと 涙拭いし
桜花
(
はな
)
の褥に
17
世の人の知れることなく曙のひとつの星の天使の通過
15
口ずさむ雨に唄えば水たまり私と音と月が揺らぐ
10
霧雨の 山の端かかり 春陽射す 色濃き青葉 白銀の玉溢れ 春霞
8
慣れるまで三年かかりし尾張弁 今では我もその一員に
29
アスパラの先っちょだけを噛じり喰う ごめんなさいと春に詫びつつ
20
拙きも詠むは楽しき日々のうた いいね貰って心がおどる
42
脳トレに始めし
短歌
(
うた
)
は拙いが夫亡きあとの生きた証と
43
たくあんと野沢菜漬けの桶洗い 冬の始末がひとつ終われり
31
ノコギリが要るなら貸してやるけれど付いた血糊は洗って返せ
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