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置き去りにしてきた感情ひとつずつ拾い集めて海へ返そう
8
お転婆な吾子の遊具か背の記憶
三十年
(
みととせ
)
経ちて今ふとありぬ
18
塚口の ホームでヒロタの シューアイス 疲れた体 癒しの思い出
23
外飼いのワンコ陽なたで大あくび 逞しきかな
寒晴
(
かんばれ
)
の庭
30
かりそめの私を剥いて 楊貴妃の白き裸体がしたたるライチ
17
カロリーが低い割には満腹感明日も明後日も粥食べようか
9
白菜が 食べたい冬の 街道で 天理ラーメン 看板嬉し
25
深呼吸 腹にくくるは 命綱 仕事初めは 大木の松
30
「おちょこ」とふ名前をつけたと友の言う猫を眺める眼差しに愛
40
咲くことの 無きクリスマスローズに 言葉かけ
三年
(
みとせ
)
を経れば 今日
蕾
(
つぼみ
)
持つ
24
何アンタ、私の彼に興味ある? ふーんその顔焼いてあげるね。/20260106
6
泣く僕を気遣ってくれる君の声 月の円環ぐらい優しい
10
黒と青 黄色と赤も入れようか 何の話?僕と貴方 二人の話
7
七草が 嫌いな我が家 粥はでず せめてスープに 入れて楽しむ
27
戦利品、暴君の腹を肥やすのみ メークアメリカグレートアゲイン
8
年明けの酒盛りのあと 臓腑をば
労
(
いたは
)
り
齎
(
もたら
)
す 七草粥
28
あかぎれや ひび割れ痛く 血が滲む 指先からの 流血に泣く
27
粛々と短歌を詠んで投稿しいいねの数に日々励まされ
15
盛り塩を各所に置いて陽を浴びて最後は心の窓をひと拭き
17
雪道の一車線を譲りあう車は平和の象徴みたいで
20
新学期登校不安がる息子行けば笑顔で帰ってきたわ
15
晴れ渡る 日柄良き日に 思うこと 穏やかな日が あるだけでいい
28
正月の海鮮を求め納税す
故郷
(
こきょう
)
はひとつふるさと無限
10
あと二日頑張ったあとは連休だでも寒波来るお籠り確定
6
けたたましい、スタンプ1つ送られて 「これどうですか?笑」 全部好きです。
5
足りないね 人手や時間 分かりたい ひとのこころは 癒せないのか
10
居場所があるから辛いの そんなに僕に優しくしないで
6
バスの窓 知ってる道とかお店とか 私の顔とか 次で降ります
7
沈む日はまぶたの奥でなお光りあきらめわるい私みたいだ
16
花園でトライを決める若き獅子冬陽の中に友を重ねり
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