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枝の先 うっすら緑 ピンク色 木々も桜も もうあとちょっと
7
ごめんねと ごめんねと思う夜は長い それでもやっぱり独りが良くて
8
壊れてた無線イヤホンなおるようなリセットボタン人にも欲す
7
愛のない単なるオスの事件には同時代者はついてゆけない
24
常夜灯 辛くないすか?灯き過ぎで 言ってくれれば消しますけれど
4
あなたには、届かぬままで 散る恋を 何と名付けて 春に捨てよう
34
鉛のようにベットに沈む 目覚めたら時が戻っていますように
8
花も散り暑さが寄せる今はいつ 春と夏とのあいだの虚無期
10
ボイジャーが銀河の端に辿り着き「宇宙は広い」とようやく零す
12
初めての孤独な夜に泣き叫び、かけがえのない君になっていく
9
「少ししか会えないのなら会わない」と言いつつ抱き寄せてくれる君
19
キッチンにキャベツを刻む音だけが響く一人暮らしの独り
9
友達がいない僕でもトモコレを楽しめてます 明日はお休み
5
駅前の 最後の信号 青ければ 僕は今頃 学校にいた
15
君といざ春の日差しで前周り 僕の額が空に映った
9
通勤時うぐいすの鳴くこの道が京都に続いていればいいのに
19
嗚呼君と その黒髪を
梳
(
す
)
くように さらりと老いて 死ねば幸せ
16
図書カード nextは期限付きらしく 君がくれたのいつまで飾ろう
7
数字しか分からなくなった恋人と寝息をたてて夢を見る 3
6
AIが書いた小説と聞くと途端に読む気にならないの BOMB
6
話題は尽きず三時間 スタバが出来て嬉しいね ババ達のお茶会
16
寒天は身体の澱は押し出すも心の澱は流してくれぬ
7
再会を 祈った兄の 手の中で 万年筆に 時は
経
(
ふ
)
りつむ 「ブラザー・フッド」
7
帰り路 隠れた猫の 影追えば 影も見せずに すれ違う猫
9
令和でも 顧みられる 昭和の世 いつ顧みる? 平成の世
9
アンディのお墓にスープのピラミッド ドンと乗っかる度胸なアート
13
持論とも呼べずに散らかる自己愛を献花にしたらわたしの葬式
8
「お嬢様」五十年後もそう呼んでお側にいます約束します
7
山芽吹き新緑前のとりどりの淡きみどりを飾り置けたら
17
「
愛
(
あい
)
」で咲き 「
恩
(
をん
)
」で散るらし 言の葉の 「
影
(
かげ
)
」の先には 「
季語
(
きご
)
」ぞありける
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