罪でもいい その手を取って何度でも共に生きたい願うはそれだけ
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痕跡が一つ一つと消えてゆく引き留められぬ昇りゆく月
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挑戦し京都で何を学ぶのか悔しい我はドラムを叩く
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15時からデニムロンスカ洗濯で 3時間で乾く どんだけ熱風🥵
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想像して。外より暑いうちの三階クーラーない部屋我が仕事部屋
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生ぬるい空気を泳ぐようにして、飲みに行くためだけの外出
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風の中 揺れても消えぬ 結び目は あなたと私 ほどけぬ糸よ
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太陽も 地球もまるく 雄大で 檸檬もまるく 大きく育ち
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西の空 三日月細く 夏終わり 次の満月は 中秋か
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この夏の 暑さで池も 水位落ち ボートもしばし 夏休みかな
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水捲くと 待ってたようにやって来る 散歩の小犬 足裏冷やす
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今日もまた暑くなるのか 涼風と虫の音いたる朝の平和よ
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あらかじめ決められている空を見た雲一つない窓の向こうは
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おかえり、元気してた?・・・目と目があったね、ポケモンバトルだ! いつだって
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日中の 暑さを忘れる 川べりで 受ける風には 秋の気配も
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尊いなぁ… こんなに小さな 生命が 手のひらの上 呼吸している
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夕焼けを 湖畔の風を 感じつつ 散歩しながら しばし味わう
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青空を縫ひ 飛行機は 純白な不死鳥の如 雲の尾を引き
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とりあえず猫を出しときゃいいのかと世間に吠える俺はおじさん
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世に逃げる 十五,十七 ひとときを おめめにパンダ 頭に山葵わさび
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夕方の風は真夏の僕たちに秋の予告を届けてくれる
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正午過ぎ もはや紙くず 履歴書や また薄暗い 六畳一間
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おめでとう心の底から思えない 君に伝える勇気も出ない
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明瞭に誰の役にも立たない日 ガチャを一つ引く、天使を
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このごろは大きな言葉ばかり有り我は小さな言葉を好む
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地震きてすぐに飛び起き見るスマホ妻はとなりで小さな寝息
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キカイダーのように苦悩する ラーメン食べるか食べないかで(プロフェッサーギルの笛)
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酒の〆ラーメン一杯食べたいな やめよという我(善)いいじゃんという我(悪)
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男とは甲斐性ないと思ってた真の男が何かも知らず
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少しだけもう少しだけ食べたいな そういう悪魔はタバコでたおす(喫煙にも一分の理)
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