ブランドに 飛びつく馬鹿が 次々と 指し示すのは 国の終わりか
13
光すら万年かかる星の旅空想なれば一瞬にして
8
夕まぐれ せんべいバリと 心地よく 今日のハイボール 心健やかに  
3
謂れなき身に降る火の粉払うだけ渡り廊下で先輩殴り(おいw)
7
職場にて(特養で)初の強敵なりし婆(ひと)五日ぽつちで彼岸へ寂し
13
ぼんやりと寂しい気楽さっきまで虹が出ていたこと伝えたい
9
懐かしい想い出だけを大切に 悔しい過去は忘れても良し
18
過ぎ去りし楽しい日々の想い出が悔しい過去にすぐ入れ替わり
14
大声で威嚇しながら歩く男(やつ) 何が見えてる何に怯える
22
道程もここまで来れば憂いなく 神も悪魔も俺の恋人
7
憎しんだ悪魔の無力を知ったなら もう敵じゃなく 恨まずに済む
6
夏空の キャンバスに今 夢描(えが)く 大志抱きて 明日へと歩む
9
憂鬱の 雲覆う空 白色が 滲み差し込み 水玉踊る
10
キミを呼ぶ 意志の歌声 轟けば 人も悪魔も共に安らぐ
6
諦めた人の名前を記す木が『キミ』の名前を今手放した
6
洪水を糧として生え咲いた花 消えた街を守る傘になる
5
運命を象る一つの雨粒がキミの光を反射して咲く
6
雨の夕逢魔が時にすれ違う さっきの女(ひと)ははたして生者か
14
傘の陰顔の見えない女(ひと)が来る ロングスカート足も見えない
14
豪雨去り愁眉開きて空を観る 降り始めるは蝉時雨なり
17
晴れマーク久々に見る週間予報 早く来い来い青い空 /13㈰、14㈪
24
文字だけの窮屈な世界飛び出してリズム弾ける恋走り出す
9
五分にて 出来る素を使い 「うまい」と言う 褒められうれし これからも使うぞ
14
夜もすがら 眺む月より こぼれ落つ 袖の白露 月の雫か
38
呼吸法 吐くのが先と教わりて 与えなければ得られぬものと
22
笑顔は鍛え抜かれてます 自分だけが正しく振る舞う食卓で。
3
「久しぶり、お元気ですか」だけだから 同窓会は遅れて行きたい
9
石鹸の継ぎ目を均す親指で私の胸ぐらを掴んだ母
5
忘れ物 家に戻りて 猫撫でぬ  心満ちたり 忘れ物忘れ
12
秋雨で一人こもり続けて靑海原のひと舟のよう
7