すずきβ
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君の目に  映る満月  想ふ夜  注ぐひかりの  なんと優しき
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鈍色の  天裂く雫に  打たれつつ  我の偽りの こころ剥がれり
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閉じ込めし 三十年みそとせの想い 時超えて 君の面影 現実うつつをさらう
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君送り 帰りし駅の 道すがら 裸眼に溢れる  右の横顔
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暁光に 染ましり凍てつく 襟を立て 届かぬ街の 君に幸あれ
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いにしえの 陽光秘めた 年輪の 揺らぐ炎に 過ぎし日還らん
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蒼穹へ消えゆく糸のひとすじを 誰か紡がん青の続きを
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