月に瑕疵 暗き帳の 檻の中 鬼火の園に 添いし足音
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君恋ひて 歌へど吹かるる 春風に 後ろ髪引かれ 恋ひしくぞ思ふ
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記念日に口語短歌を詠んでいる一つ違いの我は定年
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万智ちゃんに 出会えて三十九年 UTAKATAに 繋がる今日は サラダ記念日
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酒盛りし まつろわぬ人 集いしも ただ酒呑む 心地よきなり
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決済の 手段空へと 広がりて 財布しまいし 場所も忘るる
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スマホ見る 我に焼き餅 焼きながら 画面叩きし 猫とて許す
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茂りあふ葦叢隠あしむらがくれ行く水に影を映して蛍飛び交ふ
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切り刻むたびに漂ふ りんごの香 朝食に欠かさぬスムージー
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春日野に飛ぶ火は蛍夕闇に野守も出でよ昔偲ばむ
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今日も呑む 明日も呑みます エブリデイ 健診前のみ 誓ふ休肝
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新しき品が あるのがいけないと 医者への言い訳 コンビニの隅
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くしゃみせば 猫飛び起きて 別れしも 物申したし 目の可愛さよ
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ひさしくも暑さの夏を忘れ路の文月の端に猫のまどろむ
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スピーチのテーマ私の短歌とす 出席率が減ると主催者
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手鏡の我は口角あげられず福笑いめく表情筋
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知り得たか? 聞きし日々に うらぶれて 稀に足掻きし 褪せ人の矜持 
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夕立のなごりの露の白玉に数添ふものは蛍なりけり
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苦しみて 書きし文なり 見直せど 送るか迷ひて 時のみ流る
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初恋の君の住みたる町の名を ふと思ひ出す鷹匠町と(姫路を詠む)
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大数に 人ら惑いて 祈るのみ 良き札来たれ 二十一来い
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数日を蒸し蒸し過ごす梅雨らしい涼しささらば小暑の名のごと
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光なき 己に代えて 我がバイク スポークひとつ まで磨き抜く
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さくらんぼよりも こっちが好きなのさ 負け惜しみぽいアメリカンチェリー(でも美味しい)
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朝一番 ねこと目が合い ほぼ同時 ふわわとあくび 平和な世界
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笹の葉に願い託すか幼な子は 吾も短冊に想いをしるす
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帰り道 乙女の祈り 聞こえてる 窓からのぞく ガクおっさんか
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店内で いちばん安価な ジャンプ傘 ものの5分で   ムカデの骨と化す
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大切な 人はいつでも 心の中に サヨナラをする 引き際難し
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久々の 梅雨寒つゆざむの今日 この気持ち  七月六日 エモさ感ずる
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