Utakata
登録
Login
サイトのご案内
うたといぬ
フォロー
1
フォロワー
7
投稿数
91
1
2
3
4
次 ›
最後 »
世の中のあまりの緻密さ、綺麗さに汚点の僕を絶えず浮き彫り
2
あさってのやりくりのため生きる今日。 頑張れと呪う敵は顔見知り。
3
来世デハ、鳥ニナラウカ木ニナラウ、花モイイナト、目ヲ閉ヂワスレ
3
長生きをしたいわけじゃあないけれど、日々サプリ飲む。今日は飲み忘れ。
5
夜更かしで自傷。朝日は呪いだと。電車も花も睨む僕の顔。
5
ボイジャーよ、独りくらげなす漂ひて寂しからずや、海ぞ寂寞
5
二十歳経て無才。ブリキの錆びにけり。花ぞ散れかし、朧月なれ。
4
ベランダで
見下し
(
みくだし
)
想う、重力で自傷し無痛ならましものを
3
本買って読まなきゃって焦燥で、焦燥だけで延命を
3
人生をやめたくて。それでも辞めない人の理性と八分休符。
4
人生もリセマラできりゃ良いのにな ハズレ家庭もボタンひとつで
5
鬱屈は突如染み出す。抵抗を示せど敗れ自己を呪えり。
5
新刊の予定は僕の命日をのばすんだ。 積まれる本を横目に乾麺
3
テレビつけ、スマホ開けば、才人の多さに心は既に真っ黒
6
夜の奥の奥の奥のその奥に 人知れず沈む僕の反抗
9
水星がひとりぼっちと言うんなら、僕がとなりに居てあげるのに
6
見渡せば、独りぼっちの多きこと、気づく
年齢
(
とし
)
にぞすでになりぬる
12
あちこちに「よいお年を」と聞けるのを、なんと形容してもオレンジ
8
夏の日の天気雨、シャンと降る感じ。たまに恋しくさせられるんだ。
6
年を経て逃げ場無くした心労は、来年もまた居やがるんだよ
6
地球
では
(
じゃあ
)
重力がちょっと邪魔なんだ、神様、月で悩ませてよね
6
来世じゃあ、今よりずっとましなハズだよ、何がましかは分からないけど
6
赤鬼は子を罵りて平手打ち、隣家の内の静かを望む
10
朝焼けを描くときだけ使う色、世界をこれで満たして良いよ
11
白い部屋、カーテンの隙から入る弱い光は、僕を追い込む
6
小さなミス、貯めるだけの臓器、僕にもあれば。すぐ要検診か。
5
世の中の多くの人が持つらしい「ふつうの」心身、僕は無いみたい
6
鬨の声、あげよ!心よ、銃を持て!戦く少年、誰も頼れず、
6
「憂鬱」を、ひらがなにしてあげてみる。こころは軽くなれないのにね。
7
明日の朝 隕石が落ちてくれるなら、僕は素直になれる気がした
6
1
2
3
4
次 ›
最後 »