Utakata
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うたといぬ
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白い部屋、カーテンの隙から入る弱い光は、僕を追い込む
6
小さなミス、貯めるだけの臓器、僕にもあれば。すぐ要検診か。
5
世の中の多くの人が持つらしい「ふつうの」心身、僕は無いみたい
6
鬨の声、あげよ!心よ、銃を持て!戦く少年、誰も頼れず、
6
「憂鬱」を、ひらがなにしてあげてみる。こころは軽くなれないのにね。
7
明日の朝 隕石が落ちてくれるなら、僕は素直になれる気がした
6
真夜中の コインランドリー 一輪の 花さえあれば。明日も仕事だ。
7
もう別に、全部どうでもよくなって。朝に蜘蛛つぶし、夜、爪を切る。
6
「尊敬をしている人は両親です」。そう言って人はナイフを振るう。
7
明るいと逃げ場が無くて、苦しいや。朝の星には感謝してるよ。
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ひとつだけ願い叶えて、カッシーニ。僕も乗せてよ!旅に行きたいな。
8
あとちょっと寿命を延ばすためだけに、一ヶ月さきに予定入れたよ
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ホームドア 置かれるまえの 僕たちは どうして落ちない ようにしたっけ
6
夏空に 蟻運びたる 亡骸の 蝉を見て思う 祖父の葬列
10
あの人は浴衣をまとい、いずくへと。 めかしてぼくは仕事場にゆく。
8
人生を止めたくなって。金星にただ咲く優しい花になろうかな。
6
憂鬱は僕のいつもをご馳走に。朝に寝るため雨にも負けず。
5
こんなにも晴れた日だから部屋を出ず、布団から出ず、ただ空を見る。
8
鏡見て心臓の位置を変えてみる。何も出来ない僕の反抗。
5
今日も雨。心療内科。明日もあめ。不治の病は何を蝕む。
6
夜にしか起きれない僕をジャスミンにたとえてみれば多少はマシに
5
宝石のような小鳥のような恋、詠めばバズるを知って横目に
6
オパールになることを夢みることは僕にも権利があるはずなんだ
5
やさしいが疲れてしまったあのひとに、もう会えなくなっちゃうんだって
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ゆううつも そのかなしみも やさしさも 僕の一部と知りたくなかった
8
並木道 通れば雨はもう止まる。時間がとまるわけじゃないのに。
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夕立の降る5秒前の涼しさは涙を流せ わずかな合図
9
ぼくらは海からきっとうまれた。疲れたら海に行きたくなるから。
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カーテン越しの朝の怖さをわかるひとになりたくなかったなあと
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ゴミ燃やし煙ばくばく。いつしかは僕もゆくだろう。人はゆくだろう。
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