Utakata
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うたといぬ
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死に損ないです
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水星がひとりぼっちと言うんなら、僕がとなりに居てあげるのに
5
見渡せば、独りぼっちの多きこと、気づく
年齢
(
とし
)
にぞすでになりぬる
12
あちこちに「よいお年を」と聞けるのを、なんと形容してもオレンジ
7
夏の日の天気雨、シャンと降る感じ。たまに恋しくさせられるんだ。
5
年を経て逃げ場無くした心労は、来年もまた居やがるんだよ
4
地球
では
(
じゃあ
)
重力がちょっと邪魔なんだ、神様、月で悩ませてよね
5
来世じゃあ、今よりずっとましなハズだよ、何がましかは分からないけど
5
赤鬼は子を罵りて平手打ち、隣家の内の静かを望む
9
朝焼けを描くときだけ使う色、世界をこれで満たして良いよ
11
白い部屋、カーテンの隙から入る弱い光は、僕を追い込む
5
小さなミス、貯めるだけの臓器、僕にもあれば。すぐ要検診か。
4
世の中の多くの人が持つらしい「ふつうの」心身、僕は無いみたい
5
鬨の声、あげよ!心よ、銃を持て!戦く少年、誰も頼れず、
5
「憂鬱」を、ひらがなにしてあげてみる。こころは軽くなれないのにね。
6
明日の朝 隕石が落ちてくれるなら、僕は素直になれる気がした
5
真夜中の コインランドリー 一輪の 花さえあれば。明日も仕事だ。
6
もう別に、全部どうでもよくなって。朝に蜘蛛つぶし、夜、爪を切る。
5
「尊敬をしている人は両親です」。そう言って人はナイフを振るう。
6
明るいと逃げ場が無くて、苦しいや。朝の星には感謝してるよ。
10
ひとつだけ願い叶えて、カッシーニ。僕も乗せてよ!旅に行きたいな。
7
あとちょっと寿命を延ばすためだけに、一ヶ月さきに予定入れたよ
8
ホームドア 置かれるまえの 僕たちは どうして落ちない ようにしたっけ
5
夏空に 蟻運びたる 亡骸の 蝉を見て思う 祖父の葬列
7
あの人は浴衣をまとい、いずくへと。 めかしてぼくは仕事場にゆく。
6
人生を止めたくなって。金星にただ咲く優しい花になろうかな。
5
憂鬱は僕のいつもをご馳走に。朝に寝るため雨にも負けず。
4
こんなにも晴れた日だから部屋を出ず、布団から出ず、ただ空を見る。
7
鏡見て心臓の位置を変えてみる。何も出来ない僕の反抗。
4
今日も雨。心療内科。明日もあめ。不治の病は何を蝕む。
6
夜にしか起きれない僕をジャスミンにたとえてみれば多少はマシに
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