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読みかけのページを閉じてここからはきみの寝息にしずしず混ざる
6
最寄り駅迷いし
parallel world
(
異世界
)
自宅何処? 空前絶後の方向音痴
8
夏風邪で 痛めた胸を 抱えつつ 仕事はあると 車走らせ
6
ステップを踏んだ数だけ幸せになれる訳ではないけど踊ろ
16
河川敷 陽光集め撒き散らし 一面朱に染む キバナコスモスの群生
15
気づいたの あなたホントは 詐欺師よね バレる詐欺師は 詐欺師じゃないよ
5
ベランダの夜空を暫し彩るも どこか寂しい九月の花火
32
久々に晴れて暑さも戻り来ぬ それでも嬉し
洗濯物
(
ほしもの
)
からり
25
髪質を診てケアをする美容院 髪の毛のための病院なり
23
直接好きとは言えないからさ 来世は、君の栄養素になりたい
16
ヘトヘトで 頭の中は 霧もよう 気分転換 紅茶一口
24
長月の宵になれども湿る肌 夜風に揺れた髪を纏って
15
執拗に 下の名前で 呼べと言う ネェでいいじゃん マ… ahh呼べない
5
ショーケース 紫緑 ブドウ乗る ケーキ横目に カフェで仕事す
22
赤まんま 秋風に揺れ 花房を手折れば柔く 幼き日
過
(
よぎ
)
り
21
土曜日が 各所のクレーム 対応で 予定のタスク 全く進まず
18
倦
(
う
)
み果てて偽り多き世の中に
野辺
(
のべ
)
の
芒
(
すすき
)
は風に従ふ
27
家の上 ヘリが飛び交う 常ならば 発狂せずも 憎しみは増し
19
おめえはな用ずみなんだ済まねえな線香ぐれえ手向けてやるぜ/社会派ヒューマン短歌
8
音紡ぐ声は優しく愛おしく私を誘う微睡の底
12
お隣はインドの人でナマステとあいさつしながら生ゴミ捨てる/グローバル短歌
16
背徳のチートデイの今日だった昨日に続き二日目だけど
10
少しでも無敵時間を延ばすため 分かりもしない本を読んでる
7
秋涼し心に響く警笛に
地下鉄
(
メトロ
)
に乗って
台所飲酒
(
キッチンドランカー
)
8
ひさかたのLEDの靴光る 歩きスマホの
暴走天使
(
ミッドナイトエンジェル
)
7
逆走の戒壇巡り
傍
(
はた
)
迷惑 暗闇一人善光寺の乱
7
地吹雪や こだま返らず 山雪崩 雲海溢れ 霊峰ぞ見ゆる
3
孤独とは耐え難きを耐え忍ぶこと決して叶わぬ夢を見ること
6
高原の 霧に包まれ 森の香の 懐かし思い 八ヶ岳の夜
27
泣き叫ぶ心を叱りただひとりそれでもきみがいると思えば
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