一二三狸のダンス証城寺 負けるな和尚ポン・ポコポン
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あふれおる外国人に押されつつはぐれぬように彼女と腕組み
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かなしびの重荷背負ひし蝸牛 殻のひみつはたれにも告げず
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ステルスの低空飛行秋つばめ レーダー避けて雲の彼方へ
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日々届く 訃報名簿に 目をこらし わが名見るとき 夢覚めにけり
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むくむくと 夏空高く 顔を出し 清盛に似る 雲に目はない
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星生(ほっしょう)の窓から見上ぐ星明り 銀河の海に君を想へり
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デザートを 出し忘れしを 詫びられて 外面如菩薩 内心如夜叉
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聴こへくる柘榴の叫び断末魔 夜の果てなる果実のワルツ
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振り(◯)捨てし世(●)の恋しくぞなり(◯)まさる伏(●)見の里の鈴(◯)虫の声/擬古短歌
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せんたくカゴ ねこはあいする いきものよ かんそう(乾燥)・おわって ふくはほかほか
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さよならを無造作に入れレジ袋 カサカサ鳴らす空いた側の手
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ふたりごと全部覚えていたいけど 夏に溶けゆくソフトクリーム
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かさぶたを徐にはぐなおりかけ もう一度だけ 後悔したい
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光る君深夜のベッド眩しくて開いてみれば宣伝広告
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ちらほらと見かけるキノコ街中ぞ雨といっても秋といっても
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田の畔に 小鳥群れ飛ぶ 秋空の 気兼ねなさるな 雀の分け前
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茄子なれど「味噌炒めうまかったな」と末弟(こ)の言いし 母の記憶は食と共なり
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まどろみがこころを伸ばす 十分が二時間になる日曜の朝
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地域清掃 疎遠になりしご近所と 弾むお喋り これも有りかな
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八割が外国の人我ひとり 上方の人新宿御苑
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心寄す 月下美人は 日に映えて 融ける想いに 爽籟(そうらい)の候
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雨上がる 山の麓(ふもと)まで 朝霧に包まれ墨絵の如 しばし佇む
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秋場所の触れの太鼓も湿るよな 日も月も見ぬ薄墨の空
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右左店いっぱいの外国人 近江町市場海鮮丼食む
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ご先祖の供養今どき簡素化に 父の仏壇買いし店閉じ
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風はなく草木動かず色付きの硬い素材のオブジェのごとく
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子や孫が行楽出かけ爺婆は いつもと同じシルバーウィーク
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ダダダダダ隙間を抜けて駆け上がり猫さんしてる運動会だ/家中を
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秋雨を集めて漲(みなぎ)る最上川これを芭蕉は何と詠む
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