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リンゴ酢の空きビンごみに出てたから親近感がわく出勤前
24
芋饅のなめらかあんこ美味しくて 溶けては消える箱の内側
7
葛の葉が石垣おおう坂道にけたたまし声ツクツクボウシ
26
雷の過ぎ去ったこと感じ取る厚いカーテン小雨降る音
27
「バカげてる」そう褒められるバカが好き バカな挑戦やめられないよね
7
群青の画布の地平に翠玉の絵の具で描くコーラルの海
11
青と赤 混ぜると むらさきいろになる 今は人生の青信号だ
18
目を凝らしじーっと見つめるこの世界まばたきは減る乾く眼球
7
属性で人をわかった気になって僕はおろかなソクラテスです
13
ふらふらと傾いたっていいじゃない地球の地軸も斜めなんだし
23
家守の仔ぺとり貼り付く裏階段 我が部屋に来よ小蝿あるかし
19
胸深く眠れ眠れよ山珊瑚 いつか輝く 輝かせるよ
12
吹き
荒
(
すさ
)
ぶ大地に耐えし
這松
(
はいまつ
)
は
歪
(
いびつ
)
なままで美しくあり
9
壊れてもカプセル飲んで日々回る みんな地上の星なのだから
8
平坦な人生ゲームに稀に出る小さなバグよ青い春とは
13
目を閉じて耳を澄ませたベランダで 百舌鳥のこえなど探しはしたが(小さな秋ってどこ?)
18
小蝿わく残暑の部屋の芥箱 仕留めたはずの右手はからっぽ
17
飛べなくてかわいそうだね一本も羽を持たない人間が言う
9
昨夏
(
さくか
)
より 止まったままの 風見鶏 西を向いたまま 風も読まず
24
運針が 唯一無になる 作業とて ブラウスの裾 千鳥にまつる
38
ママ友は友だちじゃない嚙み合わぬ妻のいらだち噛みしめて寝る
19
水族館行きたいねって笑ってたあの初夏みたいな夏の暮れ
10
あたらちい
(
新しい
)
ねこテントさんも でてきたよ おかあちゃんかえったら だしてあげるね
🏕️
16
ねこ ねてる せめて干したい かなうなら 毛だらけになった ねこトンネルを
21
焼きたくて なかなか焼けなかったのよ ケーキドーナツ おひさしぶりね(ヤマザキ秋のわくわくプレゼント、はじまりました)
11
目覚ましが 鳴る少し前 猫さんが まだ寝れるのに 起こしてくれる
10
すすきの穂似合ひし風は秋の風共に待ちをり虫とて吾とて
37
甲斐性と認めるほどに不甲斐ない鏡に映るあの日のふたり
4
漢方の「心身一如」の信条にフレイル老人の活路を見つく
8
雨降らぬ 大根の苗悲鳴あげ ジョウロの水に
頭
(
こうべ
)
垂れをり
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