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桜吹雪舞う公園 十七になる愛犬を 抱えて花見
21
マッサージチェアに揺られてるみたいに手がふるえてるすこしくるしい
10
綴じ込みの切り取り線をたどる刃がぼくと世界を遠ざけていく
7
退職をした先生が再雇用あの日流した涙を返せ
17
あとわずか 人を恐れて どうするの やりたいことを しなくていいの
5
耳鳴りが 再び来る これはもう 感謝するしか しょうがないな
5
裏庭の蔓を伸ばしたスナップのエンドウ豆に蝶の花咲く
34
ガガガガガこんな夜中に工事かな春眠妨害夫のいびき
16
日焼けした 中国人の お爺さん 別れにくれた 洗濯バサミ
6
ヨタヨタの 爺さんくれた マスクでも 愛を感じる マイエンジェル
4
怒られる ことをしないと 願うけど そうもいかない 変なオジサン
4
女性とは 食い物買って 分かち合い 友情深め 親密になり
4
早起きを たかが3文 するために 日照時間 伸ばせ人間
3
だらだらと サンマのトーク 続くけど 関西人の 私は寝るわ
6
日が長く お天道様は もうすでに 高く昇りて それでも寝るか
4
起こされる腹が減ったと訴える白い猫のこ春はあけぼの
17
湿原の木道歩けばハルリンドウ画像撮る背に春風そよ吹く
33
山肌を 春色染めし花見山 黄色の菜花彩り添へる
27
大げんかした日のことを語り合ふ夜の
静寂
(
しじま
)
に友てふ
縁
(
えにし
)
16
赤ちゃん、泣いていいから赤ちゃん、ちゃんと生まれていいよ赤ちゃん
6
門番がつぶやいていた「そういえば誰も帰って来ないんだよな」
6
観覧車から降り父は万引きをした学生のもとへ向かった
5
学校の帰りに蹴った石ころは今ごろきっとブラジルにある
4
清らかなあの子を抱きしめた腕をきれいに保っていたい春の日
6
大根を抱くほんとうは大根じゃないと知りつつ大根を抱く
4
誰のものでもない私 きっとそうだなそれがいい
2
公を 離して流す 夜の車窓 アタシほんとは天使になりたかった
5
子を憂う春も希望に
揺
(
ゆ
)
る春も 胸にしまって 米を研ぐ夜
20
古い写真は棺で 美しさを閉じ込めていた 今の私は醜いゴム人形のようで 反吐が出そうだ
3
ああ 消せない痛みの火傷が滲み 声は爛れ 雨降らし、傘も無い私
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