君が好きなあの子に化ける一枚をかがんでえらぶ夜のけものみち
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思い出せ まな板の鯛 手術台 何をされても はいと答えて
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撤退か 侵攻するか 悩み抜き とどのつまりが 悪戦苦闘
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アンテナは五感、六感、エンパス感共感脳 敏感センサー刺激に疲れ
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ねこたちが ゴハンおくれと やってくる 夕暮れ時よ うろうろうろうろ
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わたくしを守らなかった大人らクソガキの尻拭いさせられる青春
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習い事ともに学びし青年の病いに伏せつつ心痛しんつうきわむ
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なんでやねんアル中だめならニコ中もいっそアウトでええんとちゃうか
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カラフルな花束選ぶその先に友人の笑みを心に浮かべ
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傾いた陽にてらてらと光る雪これどう見ても春なんじゃね/堅雪の景色
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あなたから安心購入するために払うわたしの「好き」はがらんどう
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タバコ臭 炭素に集まり髪シャンプー消えぬ臭いが職場の悩み (隣のチーム喫煙者多すぎ・・)
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「またスマホおかしいんだよ」の爺ちゃんに「おかしいのはね」ねの後が出ず
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一日を表したくて鉛筆と七七余し暇を知る午後
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おめかしをしてる女の子も変な体勢にする自転車
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「0と1」大きな違いやっと恋愛されて今心を開く
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早朝の ラジオ体操 道のりは 音楽聴いて 短歌生まれる
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公共の足湯に浸かる 久しぶり たわいない話 笑みこぼれ
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貴方への 気持ちを記す ファンレター 便箋2枚にゃ収まらぬ気持ち
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Amazonの ママ割通知は今も来る 小さな命がここにあったの
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朝採れで 白菜手にし 仕事場へ 存在感は ダルマ以上で
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ニッポンの治安は良いと夜遅く帰るエレンに ダメダシセネバ
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湿疹の粒は掻いてはいけないと言い聞かせつつ掻く、日曜日
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喪のはがき、賀状もやまい報じおり静かにのぞむ 十三階段
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冬枯れの 枝這う壁も美しい モールに集う 人の群れかな
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川べりを人が行くたび鴨が鳴く「気をつけろ、警戒せよ」と鴨が鳴く
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「今や癌は二人に一人」その一人自分だなんて思いもせずに
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次々とコロナインフル花粉症マスクの下で皺を重ねる
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しばらくは身に馴染むまで諍いが続く着たての服と身体
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カレー食べ コップの水を 減らすのは 口で暴れる スパイス軍団
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