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さすがだね 凄いと褒める 輩には 欠けていそうだ ああイノセンス
6
月曜の 朝ならではの メランコリー 一手に引き受け クリスマスローズ
10
秋津映ゆ
古
(
いにしえ
)
思う石舞台 蘇と
白雪羹
(
はくせんこ
)
買い 舌も古
10
人生の残り時間が夕映えに溶ける父母ヶ浜に佇む
7
これ浮き世月明らかに星稀に行く末の道照らしたまへよ
6
些細なことですぐ疑える日々の中 信じて生きて 地獄は生まれた
6
今度いつゴルフ行くかと祖母が聞く 墓に行きたい ゴルフなら晴れ
12
口数が 少なかろうと 静寂を 共有できる
女性
(
ひと
)
がいいかもよ
# ただのおせっかい
7
キレる子と呼ばれし子らは親となり 何を想うかキレる我が子に
12
いつになく明るい雨だ 傘を手に踊りたくなる葉桜の道
29
草揺らす風に遊ぶは赤とんぼ小首かしげる止まり木の鷹
14
啄木のゲスを偉人と思わせる国語教育罪が深いよ
13
筑波嶺の姿際立つ秋の空たなびく雲は綿菓子の白
16
秋の庭 薔薇の蕾は ポッチリと
橙色
(
だいだいいろ
)
を のぞかせており
29
窓越しの緑を伝う雨粒が 涙のように膨らみこぼる
20
この晴れ間逃すものかと種を撒く おでんに最適選ぶ大根
11
赤とんぼ 群れ飛ぶ農場 一人行く 鉢合わせする 二眼と複眼
10
もしあらば タイムマシンに 乗りてゆき 想ひ告げなむ 十五夜の夜に
45
こんな日はボサノバリズム口ずさむ タツツタツツタツツツタツツタツ
10
楽園のやうな余韻と ゆううつを
背負
(
せを
)
ひ 列車に飲まるる月曜
29
焼き肉に キムチ食ひ食ふ うまし国ぞ あな秋津島 大和の国は
12
全力のビンゴ大会楽しくて 遣らずの雨の
怒林倶婆亜
(
ドリンクバー
)
8
声あげて 無邪気に遊ぶ この子らに 染色体の 転座起こりき
13
差出人 「ンゾマア」といふ 偽メールに アラビア文字の 国を疑ふ
13
海の果て 夏に佇む 少年は 青さではなく 丸さを悟る / 知性の目覚め
12
雨続きあい間の急な快晴に鎮痛剤の世話になる朝
19
もう君が君でなくなって三年目 共に歩みし友はいずこに
7
世の中に「月見」溢れる長月に呟く食べるより愛でようと
11
クレジットカードは全て整理して現金のみの年金暮らし/夫の死後
32
青空をビル壁面に閉じ込めて未練の夏は往生際へ
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