蝋燭の 灯りをそっと 包むよに 心の灯りを 灯しませんか
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赤い糸なんてなかった あなたとは 電源ケーブル インフラ工事
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花の色 死体が埋まる 場所を知る 噂は噂 噂は噂 
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店先にスイカが並ぶ 浮き立った気持ちがしぼむふたり暮らしよ
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パジャマからはみ出す腕が求めるはぬるい肌掛け六月の朝
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家族写真みたいに家族じゃない君と写真を撮って家族になった
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湖の 草花見つつ ゆっくりと 膝かばう新しいカメラおもちゃ持つきみ
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郊外の 駅で貴女と 待ち合わせ 来てくれるかと 毎回ドキドキ
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「スースース」遊び疲れた5歳児のかすかな寝息嬉し夢見し
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真夜中にコロッケハフハフコンビニの妻に知られん吾の帰り道
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雨が降り 晴れの日よりも嬉しそう そんな紫陽花 元気をくれる
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アメシスト サファイアの如 紫陽花の宝石ひらく 梅雨の賜物たまもの
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アメリカ大統領執務室での舌戦は一瞬にして世界中を駆ける
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前足も 投げ出し眠る きみの顔 どこか間抜けで とても愛しい
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白青の風車かざぐるまのごと紫陽花は風そうそうと吹かば回らむ \ 我が家自慢の額紫陽花
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あっさりが心守れる距離と云う 見出しに同意す休日の朝
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やすらぎのカフェインレスに差し替えて 朝4時半にカフェオレを飲む( 寝そびれたー、食べて仮眠する!)
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ゾロゾロと ゴハンのあとに しんしつ寝室に みちびかれしもの それは ねこたち
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吾が庭に 鮮やかに咲く紫陽花の 葉陰に隠れし雨蛙鳴く 
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だんだんと雲の形が分かりゆく夜明けの空を冷や酒で飲む
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ガチャ要素のない公正なレアチャーシュー 26℃で48時間!?
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いらっしゃいしゃっせぇ~の一言だけが心地良い。君を迎える此処が日高屋オリエント
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静かな夜 なぜか寝付けぬ 遠足おでかけの前の日だから? 小学生か(苦笑)
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すれ違い行き交う日々は 恋心 私も君も同じ月の下
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ホロライブのライバーホロライブのライバーだけが住めるという、南青山に聳えるマンション
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芋でないものに煮る以外のことを、微分・禅譲・ハグなどをする
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蓮の花のぱきりとした白い角 アメンボ追うあなたの横顔
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頬肉をファンタで煮る芋煮ことなかれ じゃあバナナも挿入れて良いスか
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生活をすべて記録しエクセルはきっともうすぐぼくよりもぼく
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入浴剤『森の香り』を使うたび何か違うが言い表せない
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