Utakata
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朝露
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ただ好きな詩を好きなだけ
縁の上蛍雪の咳見下ろして強張る左苦い後味
4
飴色の両手を眺め落っこちた歩き出すたび
軋
(
きし
)
む口元
2
ふわふわとゆらゆら揺らぐ雨模様テツのかたまり積もってた
3
ハリ刺した揺蕩う本音チクチクとホラ吹き顔に滲むシオ味
6
悴
(
かじか
)
んだ喉を切り捨てなおにじり寄る眠気と渇き名声の中
4
醜穢
(
しゅうわい
)
な白馬と眠る屋根裏で過去の遺物に縋りつく
4
端正な鼠と踊るヴェニーズ・ワルツ今は夢路を辿らせて
6
君と見たあの日の色に鍵をかけモノクロテレビに取り残された私
6
今日も詠む届かぬままのこの詩をただ愛してと願うばかり
6
触れないで内から冷えた指先に「今日は寒い」と手を握る君
6
淡雪に零るる想い閉じ込めて春にはきっと宙に漂ひ
7
心音がこの世の常と申すなら受けて立とうぞ海歩くとも
7
賑やかだ飛び交う話題は違えども皆ひとときの味覚を好む
4
溜めていた君への想い杯に冷えた器に熱はこもらず
4
束の間の焦がす想いと塩気とを味わえたとき心現る
11
咲いていた私の夜は暗がりに君を探して彼方まで
7