此処ここに来て夏の肌荒れひどさまみっともないったらありゃしない
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朗らかな君が笑えば風が吹き 皆が振り向く 猫も杓子も
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イチジクの 熟した果肉 濃厚に とろり溶けだす 夏の日差しか
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台風の来るらし厚い鈍色にびいろ の雲が気持ちを押し込んでくる
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憶測で長めの蛇は龍となり尋問受けて咎人とがにんとなり
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麻薬なのサプリなの 怪しげなアルファベットたれ流し煽るメディア
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⛳️2回も、☔️降水帯で中止だが、孫の世話でき天のおぼしめし、ありがとう☺️
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二人目0.5歳の孫👶わっくんと、あ〜言語で会話、じいじ👴も楽し❣️
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大合唱 玄関開ければコオロギが 秋も近しか猛暑日の夜
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湖心へと漕ぐ君越しに空見上みあぐツバメたちは南へ旅立つ
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珊瑚に生まれ変わったら死んだあと指輪になってあなたと暮らす
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何となく太くなりしかコガネグモ庭に居続けひと月が過ぐ
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覇気放つ斬撃並みの挨拶に 小声の同僚朝から引いて
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初夏以来の友との通話 繋がっている安堵感 途切れぬ会話
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満員の東西線にも熊が出た 体長15毛なみは毛糸
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姪っ子とツーショットで呑むレストラン サイコー楽し財布ペチャンコ
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神様は「日頃の行い」見てるよね 何度も助けてもらっているから
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退職を思うことだけが救いだよただそれだけであとは何もない
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石清水いわしみず 指を濡らして 涼を取る  深山みやまの葉擦れ 寒蟬ひぐらしが鳴く
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レジ袋頭隠してひっそりと部屋の真ん中気配消す猫
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六十の壁越へ断捨離終われども吹く風任せの余生は望まじ
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都蒸す 木履ぽっくり叩く 石畳  カランコロンと 音色涼しき
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ざあざあ ぴちゃぴちゃ ぽつぽつと  奏でを指揮す 朧月かな
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手のひらに 水をすくって 飲んでいる キミを横目に 俺はがぶ飲み
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降りそうで 降らぬ秋雨待つ想ひ 愛しき人を待つが如しと 
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こっちだよ キミが推める 近道は いつも遠くて 変なモノ見る
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母のこぐ自転車うしろ幌の中 小さな手伸び風と遊びぬ
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入道雲 天をつらぬく その姿   夢を抱けと 語るがごとし
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返せなくなった傘をさしてあなたに守られていたことを知る
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グルメ旅 メニューは100㎞フルコース おなかと身体満たされる秋 /ロングライド🚲️
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