オーデコロン、オペラケーキを携えて私を祝う大人な娘
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屋根の上の雪が地面に沈む音 おならに似ててちょっと笑える
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アンケート 年齢ねんれいい グループわり ランクががり げるか迷う
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カーソルがまたたくだけのESは真っ白なのにお先真っ暗
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キライなの雨も仕事も  それなのに オフィスの雨音聞き惚れていた
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白妙の雪は地面にしがみつき 乾いた土を静かに濡らす
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ギャル曽根ちゃん 観ててときどき 夫キミ笑ふ 「ギャルでも曽根でもないんだけどね(笑)」と
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パーンとね アイデアはじけ 筆にぎる 書きたいものに 素直でいよう
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夕方のように明るい夜の空 雪が運んだ太陽見れば
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日々積もる不快の塵が気管支を刺激しては呼吸が割れる
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寒いから明日は鍋にしようかな 寄せ鍋だろうか それともキムチ
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寒いから…僕をねぎらう温かい紅茶と粉糖ゆきの降ってるケーキ
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寒いから一緒に寝るといいはってねこがわたしの腕を叩いた
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野ざらしに斃れてもまだその腕とまなこは空に挑みつづける
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帰り道、雪に埋もれた路地裏は 何処とも知れぬ 白いまぼろし
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雪さわりかじかむわたしがふれた雪もわたしのせいでやけどしている
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北の海の温度はこれくらいなのかひんやりとしたさかなの肌か
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雪がぜんぶの音を吸いこんでしまったのかななにも聞こえない
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さらさらと 肌に沁みゆく 白雪よ 染めておくれや すすけた心
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明日には 溶けゆく雪とセットでさ 嫌な記憶も 流れないかな
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北からの目線をよそに足早に都は白のかんぬきをする
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ドカ雪で 職場残業 取りやめて 急ぎ帰れと 促す定時
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東京に 数年ぶりの 大雪と 雷鳴とどろき 不穏を感ず
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雪上に描いたハートはすぐ消える(もしかしてまだ信じているの?)
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ぎゅむぎゅむ踏む雪 明日どのくらい積もるかなぁ
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華やかな 恋の終わりを 知っている すべてのあなたに とどけコーヒー
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東京に 雪がたくさん つもるのは 神が夏に 泣いていたから
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晩酌にそなえ胃薬飲み終えて妻に叱らるややフライング
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「こっち来て!」 はしゃいだ君の足元で踏み締められた雪も笑って
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傘ささで 髪に積もったぼた雪を 融くに任せて 夜をゆくひと
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