溜めに溜め 降らす土砂降り容赦なく 龍神様は加減を知らぬ
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約束はしないでいつも「じゃ、またね」 あの頃のよにいつか逢えたら
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「じゃ、またね」君の最後のメッセージ またねって事はいつか逢えるね
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野分きて カラスも騒ぐ 餌求め 黒く光る目 世相を見つめ
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「夏っぽいこと何もせずに終わったなー」秋っぽいこともしないくせに
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雨上がり いつもの暑さが よみがえり 被害はないが 雨を望んで
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台風の去りし宵 煙の如く流るる雲 浮かぶ朧月
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惑わせる いったりきたりの 台風に こっそり貴方の 名前をつける
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いつもなら 静かにたたずむ 川岸も 大雨後に 表情変えて
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霞立つ小高い山々流れゆく車窓美し台風一過
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楽しいことあるからおいでと長男に呼ばれ ハテナ だらけで近鉄特急
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こんなにも人が嫌いになれるとはこの夏増えた新しい怒り
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夕暮れて酷暑の雲は桃紅ももべにに稲穂の波は風と戯れ
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ベッドの端座って少し死を思いすぐ立ち上がる連休後の朝
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病み上がり 外出て見上ぐ 青空は 酷く鮮やかで 眼がぎゅうんとした
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この街を去りゆく君が乗る電車僕の心も少し揺らして
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このごろは蝉も鳴かずに暑いだけ 夏の虫とて気力尽きたか
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リセッシュしたブラウスたちが 風に揺れ 夏の雲なり 野分は何処へ
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じいちゃんが鯖節と茄子炊いたやつ、あれもう一生食えないのか
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『送料は初回無料!特別価格半額で!』それで儲けて原価ナンボだ?
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ロッカーの床にポツンと十円玉 朝から一日待ちぼうけかな?
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じいちゃんの最後の言葉「おもしれぇな」わたしの愚痴を笑ってくれた
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そっちでもいいちこ飲んで鯖〆て楽しくやっていますか?じぃちゃん
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君のこと思い出すもの数あれどTOYOTAの青は一際刺さる
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七分袖 長袖で寝る 念のため お腹の上に 布団をかけて
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エアコンを 加減しながら 使う時 秋の気配を 肌で感じる
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独裁者集ひて笑ふ八十年経つても覚めぬ戦勝気分
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スマイルは営業用と言いつつも君はまわりを明るく照らす
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おひるやり 🍔食べ終わり歌って チビ猫に かじられたので 昼風呂にゆく>食べたぶん、消化させてくれー!お風呂で歌う!(笑)
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この俺に王手を掛けたつもりでしょうここからですよ人生さんよ
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