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浅瀬ゆく小石の光り掬わむと水に透くる手幼き紅葉
24
わたしって広瀬すずだというきみが同じなとこは身長だけだ
24
資源掘り 武器を無限に 造りたる 地球 (ほし) 寿命の前に失せたり
9
「義理チョコを今年もあげる」と手渡され そうか今年も 味はビターか
15
お互いに 依存乗り越え 対等へ 時かかりても 隣国だもの
10
扶桑なる
楪
(
ゆずりは
)
の葉や 歯固めのゆりかごゆれて きよらけき雪/折句
16
惜別か ブラームス四番シンフォニー 小さき窓越し鳥の声あり
14
朝の浜もう桜貝は拾えない流れて来るはプラゴミばかり
22
我が身とは 触知出来ずに 生きなれば 末案ずるも ひと日ひと時
9
ふた月先の 暖かさ 古き家なり 襖隔てて 冬と春
10
年初から 人もメディアも ざわついて 吾慎重に 階段降りる
14
目覚むれば すり寄り喉を鳴らしをる猫の癒しで 始まりぬ朝
32
二の月はハートの行事いろいろで追いつ追われつみんな狩人
17
マフラーもニットの帽子もうとましく 電車の中で額に汗を
26
詐欺誘拐の大規模化 姿は見えず 金と情報 目に見えず
8
為せば成る 為さねば成らぬ 心得て ならぬ我こそ 摩訶不思議也
11
うたかたが僕の心臓消えるまで何度でも灯る愛のスペアで
30
文具沼 ‘旅人の工房’ 古都京都 愛と路銀を 書き捨て掻き捨て
8
街灯の明かりに見えて降りしきる雪は静かに更に静かに
14
誇らしくカート押しする女の子 歩く姿勢はずっとバンザイ
12
赤い糸 たぐり寄せたその先に 君との出会い あの日の譲渡会
17
まだ暗い 部屋にひとりの呼吸音
宇宙
(
そら
)
とわたしの 秘密の時間
35
「楽しかった」と 昨日に告げる ばいばいは 未来を走る コースの合図
30
かもめらが 夜の帷を めくりあげ この街の海に 朝がこぼれる
41
手放して出来た隙間を覗いたら見え隠れする大切なもの
50
うつむきて 震えるつぼみ陽を浴びて 薄紫のカタクリの花
31
ラブラブのハスキー二匹を唸る犬 恋の火花を春が覗けり
38
雪どけの春の陽気に思ひたち二か月ぶりにバリカンにぎる
10
記憶喪失になった私に「ただいま」と言う何か 嗚呼花束と結婚していたのか私
7
白紙こそ最強の歌。泥を撥ね生きて戻った俺がキラーワード
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