長年の 友の観察 鋭くて 胸にしまった 想いつぶやく
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『愛してる』 それだけでいい それなのに あなたの目には 私はいない
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実家にて 調整役を 降りてみる 波ありつつも 終わり良しかな
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本当は明後日食すものらしき体の暦がしるこ欲しがる
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二人きり向かうちっちやな宴なり喜寿を迎えし夫の白髪
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月見し夜 漱石を借り 「月きれい」 君は我見て 『百倍綺麗』
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じっと待つハシビロコウの気分なり 遅読愉しむ夫急かせずに /本をシェア
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旅立とう道連れもなく金もなく明日だけあるあの日のように
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暖房の部屋の窓際ピキピキと氷の城のような冷気よ
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母が逝き未だ悲しい涙出ず葬式欠席後悔もなく /悲しき現実
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結露、結露 滴るしずく拭えどもパッキンの黴ニタニタと黒し
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積まれてる石の意味などわからないのにぼくたちはさらに積んでゆく
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やまぬ雪に春の七草となへつつ雪ベラふるふ小寒の侯
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おしゃべりの気分で短歌 生まれの血 幼き記憶の息を受け継ぎ
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花の名など 教え合いつつ 来し道の 別れて明日は 遠ざかり行く人
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天才が掻っ攫っていくもんだから俗だの凡だの吐いて捨てとく
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血液が間違った場所に流れる昼下がりには死んだふりせよ
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かがやきを人の形にしたのならあなたの姿をしているでしょう
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高らかに 叫んでみたい 本心を きっといつかは 叶うのだろう
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年明けて 想い変わらぬ 私だけ ただ君だけを 見続けている
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日の光 眩しいほどに 美しい 届かないのは 君と似ている
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君がため どんなことでも してみせる それであなたが 喜ぶならば
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見上げてみえる空よりカーテンの隙間からみる空が好き
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メロディーは船を励まし海を越え語呂の響きで猫は踏まれて (チャラチャンチャッチャッ♪ )
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恋知らず旅立つ者の報われる話を「世界の名著」に探す
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悪魔でもあくまでも人間だから勝てるはず「側近ならね」と映画みたいに (世界の独裁者め!)
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顔つきが自信満々選ばれた瞬間ボツのギネスを忘れ
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再会を誓い一旦別れたら夜明けのホットコーヒーはなく
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むづかりぬ赤児 おもちゃを差し出しぬ子連れの女性 気遣ふ車内
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長距離の乗車に耐へず むづかりぬ赤児 焦りぬ保護者 いたは
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