円安で物価は必ず上がるだろう 金持ちだから へいっちゃら?
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消えたくて それはダメだと 君が言う 君のいない世を 生きているのに
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佳き日にはぐるんと街を散歩して犬に吠えられ雪にも降られ
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遺言のようにメモ貼る『十年後電池をかえる』シャッターの上
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死にたさは隣に座るパートナー私が死ねばずっと一緒ね
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黒猫は暗闇の中欠伸する貴方はいつも病室に居る
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味噌汁をよそってまずは声をかけご飯をよそう湯気も添えたく
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敷マットぐるりテープで止めてみる 妻褒めていて…空の青さよ
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ビッグエア あの高さからの回転に 魅了される我 高所恐怖症
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梅が枝に降りし小雪の消え残り目白しば鳴く小さな声で
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降りしきる 雪の墓参り 雪だるま 2つ作って 父母にお供え
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両の手で おかおをかくし ねむるねこ まぶしいのかな でんきけそうか
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夢の中 旧い手紙を かき集め はつ恋おもふ 中学の頃
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如月の 宵空凍てし スノームーン ゆく人影に それぞれの月
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今日もまた納豆もやしを並ばせて財布の底の静かな反乱
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鶏か 卵が先か SNS 真偽の行方 吾も問われり
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ひむがしに日はまたのぼり冴へ返るコンクリのうへメジロ目をとじ
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墜落か転落なのかだれもかも最期のときを知らずにとんで
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この冬も不意に出くわす死にひるむ倉庫のまえの骸のメジロ
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宇宙(そら)暗く救いの星を引き寄せし 重力を超え 描く軌跡よ
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春立つも 染み入る寒さ 駆けめぐる 背に陽を浴びる 街のベンチで
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ハビットスタッキング 習慣を積み重ねると知る それだけでやる気湧き出る
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献立の予定は未定 差し出す料理に驚きもせず 食す君
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青い鳥旅に出る 幸せ銜え 彷徨いつつも 落とす事なく / 色々ありますが総理へのエールです
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過ぎては忘れ それをブームと 言うらしい 忘れることが苦手な我よ
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見えぬ糸走りあなたのそばに着く私の声を待っていてほし
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応答がないとぴかぴか光る板伏せつつ犬に覆い被さる
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バラの香りのハンドクリームを今日も塗る あなたは花が似合う人でした
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今日までの閉店セールご自由に空の青さにかなしみ添えて
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顔色を うかがう日本 危惧をする 派手な装飾 柱欠く家
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