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待ち合わせ いつもの本屋で 待ち合わせ この一年で 五冊読了
7
いま暇か? 暇じゃないけど なんなのよ 暇なら飯でも それなら暇よ
5
俺を抱く 親父の写真 見せる母 お前と孫と よく似てるだろ
4
ねたこねた ねたねたこねた ねたこねた こねこねこねた こねこのこねた
3
君には長生きしたり初期のコナンを読み返したりしてほしい
6
運命を冠したゲームを空にして埋め立て用のチャンスの時間
5
愛情に罪があるならひとつだけ偽ることは傷つける事
25
自らの揺らぎを受けて生きるため ビアンでバイでアセクを許して
5
匂い立つ 茶葉が織りなす 紅の 舞に見入りて 砂の刻忘る
13
遠い友達の天気実況を聞く「こっち晴れてるけど、あぁ雪なんですね」
5
娘という仮面と身体が病むのなら脳から私を出してください
6
聞き取れないロシアのパンクがお気に入り ジャケ写の死体がボーカルらしい
7
心臓が胃から出る気の身体をノンケの恋愛ソングで逃避
4
一言で済んでしまえる生だから言葉が嫌いだ あと花の色
6
冬休み中の子どもがマリカーで遊ぶ昔の自分のように
20
コカ・コーラの 瓶に見えた 西の空 命を奪う 小型ミサイル
3
小さき私。何になりたかった?うん、甘いね。
ショートケーキか。うん、上手よ。
3
ふと夏を
偲
(
しの
)
び恋しむ 青年は その度 服の雪を払った
13
痛い。きっと昼の牡蠣が当たった。あなたと食べたもの。あなたと食べたから?
4
やむなくも 短期記憶の欠落に いよいよ映える 若き日の
妻
(
きみ
)
21
高層のビルに群がる鴉らの上に
茜
(
あかね
)
を帯びてくる雲
14
たとえもしあなたが私
殺
(
あや
)
めても依然あなたを思慕するでしょう
10
校庭のにおいも教室にひとりきりのつめたさも忘れたくない
8
昨夜から降り続く雪に除雪車が初出動しぬ。もはや融くまじ
6
人はみな未知のウイルス持っているモテモテ♡ウイルスあるよねきっと
13
一年前 思いもしないことだった 病気のねこと 過ごす年の瀬
21
積む雪を片付ける夫ストーブに金時豆はふっくらと煮え
43
迅雷
(
じんらい
)
の粒子を帯びた雨粒は今日も誰かの目覚めを呼んで
19
腰痛に膝痛あれど楽しみつ正月準備勤しみており
23
ドジしても叱られもせぬ日常に「あほやなあ」の声の聞きたし
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