かろやかに詠まんとぞ思ふけふの日は そこはかとなし おほみそかにて
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寝起きの目に君の笑顔が映って 失明しそうな五限終わり
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黒豆を煮ては予熱を繰り返しもうすぐ出来る最後の予熱
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僕にじゃなくたっていいから すきをみせて人生幸せになって 
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チャリンコは西へ東へ大車輪 片道10km空気持たせて
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高層のベランダからは憧れのキキの魔法が翼を広げ
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丸い空東の空に日が昇る荘厳な夜明け佇むわたし
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びしょびしょの窓の結露に陽がはじけ 呆れるほどに青い冬昊
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コンビニで 買い物を済まし 帰り道 これだけ買ったら 袋は要るなぁ
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ただ続く時の流れに線を引く 「終わりと始め」が欲しいばかりに
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それ探す間にピーと鳴らなけりゃ俺の勝ちだろなあ冷蔵庫
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コンビニで みたらし団子 目にとまり そっとつぶやく 見たら死ぬのか?
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煩悩を百と八つも持つ人は ニヒリズムなど無縁の人なり
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なにもかも中途半端なままなのに終わってしまう2025
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寝すぎたと 起きてシャワーを する息子 俺はコンビニ 大晦日の朝
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球速も球質も追う英明はエースなりたい引退間近
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年越しじゃ なくても食べたい 生蕎麦の 種類の多さに 歓喜!大晦日
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大晦日真白き霜のあぜみちを感謝を数えサクサク歩く
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夏の日に熱吸いきった冷えぴたが 冬になったら貼るカイロになる
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たいへんだ たまごが尽きた おそばには たまご不可欠 リストに入れる
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休憩をするの忘れていませんか ひとつ伸びをして 深呼吸しよ
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しあわせな 夢を見ました うつつかな 暖をもとめて ねこが乗ってくる
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あしもとに ねこのぬくもり あたたかく このまま永遠に ここから永遠に
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鼻なぞる 空気の匂いも 見慣れてる 風景さえも 年の瀬ならでは
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病室の繭から出れば年の瀬のまちはわれをも主婦にもどしぬ
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散らかって調和のとれぬ中に居て落ち着けるのが我が家と知りぬ
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もう一度食べたいものは母さんの生姜の利いた大きなういろう
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うっすらと積もった雪に雀らの足跡を見る楽しみがある
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寒気かんき深まりぬ歳暮さいぼに 開花せし 葉の枇杷びわさき白ひ花
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猫かしら犬なのかしらと思いつつ足跡と歩く雪積もる道
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