展開が強引過ぎて感情が置き去りのまま終わった映画
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目覚めれば空気冷んやり神無月庭にひとむら白彼岸花
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定員二名のキッチンで「袖めくって」シャボンだらけの君の手を取る
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飽きたとも慣れ親しんだとも言えるもの 女房、仕事、自分の顔も
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神無月はじめの 朝のトピックス ちま猫ちゃんも いもパイ・でびゅうデビュー😸🍠
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少年のような 瞳の輝きよ さあ始めよう そして伝説へ>マーくん200勝おめでとう㊗️🎊
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枕元に 置きたる ちいさなダストボックス 赤い首輪の白猫 けいにゃん、みっけ(ここにいたのね)
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玉肌のしろのうろこのさむざむと触れ得ざる身に雨の降るなり
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寝室に秋の夜風を呼び込みて 鈴虫の子守唄ララバイに目を綴づ
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育休の「育」の字書かれ今月の中小企業のホワイトボード
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すがらの 篠突しのつく雨が 手を引いて  夏の残りを 連れてゆくかな
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読経の 僧侶の袈裟は 藍白あいしろに 金銀の雲 暮れてゆく秋
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ひげと毛と 小瓶に入れた 小さな骨 そのうちいくよ 会えたら会おう
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労基さん 残業代は? 違反でしょ 育児家事掃除 世のお母さん
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寝かしつけ 意地でも寝るか 寝落ちする いつの間にやら 朝型人間
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白髪混じり 隠す時間も ない日々で いつのまにやら トレードマークへ
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初期歌集あやうさに魅かれ読み進め後書きで知る月日にクラクラ
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雨降りに確かめてみた自分だけぬれてないよなカラスのあいさつ
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逸品のカツ定食に異変あり 古古古古米にため息の秋
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運動会 練習隠れて見しママの気持ち分かりて親子にエール
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彼岸過ぎ 色づき始めた柿の木に 雀飛び来て葉先に遊ぶ 
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デスノート一郎次郎と名を変えて意表を突いて生きてる「野郎」
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真夜中に起こされやむなくティータイム チーズ蒸しパン食む食む食む
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薄雲に月がぽっかり穴開けて夜空で浴びるスポットライト
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富士山の噴火が巡り来る時代 大停電など覚悟もせねば
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星屑は地球ほしの進化をもたらして打ち上げられてまた星となり
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今これを 読んでる貴方の 幸せを 心の底から 願っています
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君宛の 言葉の雨を 溜め流す 滲む透明 捲れる価値と
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真夜中に恐竜が出て目を覚ます保線工事でビリビリ揺れて
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ダビスタは レースシーンが とばせない レースシーンは 別のことする
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