未来ってここにあった例えば屋上駐車場でキミの首にかけた白いマフラー
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信じれるこの人ならばとピンと来る人はなるべく信じちゃダメよ
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日をかさね 足跡かさね 年かさね 節目を思い 風花の舞う
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バッカスを二百二十八円で買えても食えばただ同じチョコ/今期最安値!
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再来年のチケットが来たミュージカルどんな私が観に行くのやら
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「生きていた言葉」に献げる徳利のセーター チョッキ ちゃんちゃんこ など
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風邪ひかないようにね、と 膝小僧気遣われ ちょっと面映し 49歳>八百屋にて
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荒波を海の嵐を乗り越えて船の航路は歌に任せて
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ドキューンと胸を打たれる恋がしたい!僕の女神は何処におわすや
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恐竜の世界を見ては匂っては踏み潰されて死ねたらいいのに
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〈画像とは 異なることが あります〉と   明記しとるも   これはないやろ
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港町のスーパーにしか売ってないお惣菜を見に行く朝の
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嫌われるカラスの色は濡羽色ぬればいろ 人は見てない無限の色を
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それが毒だと知っていてもあなたがくれたなら飲み干すわ 愛してる
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山鹿は秋の紅葉を蹴り上げて ひとり奧山冬へと消えて
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サルビアの蜜を吸い吸いランドセル 同じ色した夕日が沈む
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単純に友達作りしたいだけ 邪魔するだけのサクラよ散れよ
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陽当たりの良き敷地には 紅白の山茶花さざんか 師走のバスの車窓
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分からない樹はプラタナスと言ってる この世はプラタナスで満ちてる
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恋をしてみごとに散ったあの日さえ愛しく想う秋の夕暮れ
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落葉に侘しさ感ず歳になり残り少ない葉をおもひいる
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旅終えて通りすがりの人想う階段掃いてたあの人の手
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熱心に漢字練習する子いて我もきちんとしようと思う
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大気澄み冬の陽射しを身に浴びて ニューバランスに足をつっこむ
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葉牡丹も 冬の寒さに ギュッと凍ゆ ベーグル持って お散歩行こう
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休暇得て午前の二度寝に目醒めれば 三十路に還った心地になりぬ
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基地局を小型ドローン左見右見とみこうみ調査か健気けなげに青空を飛ぶ
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気持ちよく寝過ぎた朝の腰痛に悩みせしまに師走となりぬ
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毀誉褒貶激しき「時の落ち葉」踏み 秋の残り香 聞くひとひとり
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聖橋 少し下ると 喫茶ショパン あんプレスに 念仏と成る
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