寒い!って 俺のポッケに 手を入れた さっき手袋 してたよね
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寒い!って 俺のポッケに 手を入れた さっき手袋 絶対してた
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のたりのたりタライ 平原の向こう あれはミナミカンムリワシ
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もういいよ まだやるのかよ しつこいよ 夢にまで出る マツケンサンバ
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伝えない方が良いこともあるらしい 貴女を失った痛みとか
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記憶 反芻 丸くなり沈む 湖どこまでも 立ち上がれば 雫 風 草原
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僕よりも輝く人を見つけると 自分を暗く、君を明るく。
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手持ち花火持って走って少しでも光と夏を 伸ばそうとした
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暗がりにガス灯頼りの渡り蟹 胸まで浸りタモで捕らえる
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夜の海寄木集めてまづ焚火その明かり目当てに千鳥寄り来る
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夜の来て明かり灯らぬ両隣り空家となりてひさしくなりぬ
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裏山のならの巨木は葉を落とし裸木となれば明るくなりぬ
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死ぬ覚悟死なない覚悟それぞれに持ち寄り集ったきみたちの墓
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ほめにゃんこ そういや今年は いつ出るの 手帳はあれと 決めているんだ
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「もう少し考えさせて」断わると決めてるきみの優しい演技
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急患の我乗せ闇裂くハンドルに娘の手あり初の高速
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ざまあみろ 心の中で それくらい 言ってもいいよね 小さな復讐
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そこの君 僕の君への 愛情は 愛情2個分 つまり無限
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灰色の空にまみれて御守りの 代わりに齧るハイレモンミニ
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テーブルにココアの海を築く吾と 呵呵と笑いし母の昼食
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君のため 何だってする できること しかし叶わぬ 君への想いは
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待望の命儚く輝きながら氷の上をゆくような春
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生と死を選べることがこんなにも残酷だとは知らなかったよ
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ぬいぐるみ 「喋ってほしい」と いう君の 慄く姿 想像がつく
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夜だって希望はあるしスタンプのために体操しなくてもいい
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黒帳くろとばり降りれば俺の夜だから風邪をひいたり病気で寝たり
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グラコロは要るかと LINEとんでくる 冬の味覚よ チーズはさんで
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液晶が 放つ蒼白い 月光に かけた言葉が 君へと届く
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マスクして見えないチークとリップ塗る 自分のためと思い込むため
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父親へ感謝の気持ち添へ 花をえがきぬ子どもの チョークの壁画
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