先生に、嫌われてしまったら何しよう? とりあえず夜風で涙を乾かそうか
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私に向けられることない笑顔が やけに記憶に焼きついて 二度と消えないシミとなる
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「先生 この宿題想い いつ提出ですか?」 「期限はありません 出しても成績には入りません」
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そい!!!ってな感じで駆け抜けるパワーーーーーーーーそい!!
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うわさには聞いて遠くに生きていた人は元気に子を産む19
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愛しても帰ってくるとは限らない 私があなたを見た、あなたは月を見ていたんだ
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はやぶさと名につくあなたが好きなだけ カラスにでもなろうと思ふ(カラスはハヤブサの天敵らしい…😅)
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失恋の重さを知りかける夜 想いを伝えてからが失恋 まだ夜は明けない
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馴染みなき異国の神の社にて 頭を下げて礼をつくす
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スパイスの香り漂う異国路いこくじで シルク抱えた商人想う
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昼過ぎに半袖でいる十月に三時のお茶の温度に迷う
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痩せよう!と 一念発起してみるが 運動量が徐々に減ってく(膝痛で)
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改札の前で別れを惜しむ君、バイバイの後寂しくなる僕
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あぁ、君は金木犀になったのか たった四文字だけを残して
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三十度切ったら月が落ちてくる秋の夜長にエアコン点ける
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将来は子どもが2人? 無邪気なら虫を殺していい訳じゃない
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Tシャツに通り過ぎて風、金木犀わざとらしいくらい空は高くて
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雨樋の裏に張りつく警備隊ヤモリくんもうすぐ冬眠しちゃうんだよね
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紅葉の一樹輝く窓からの眺めの遠い木立の中に
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疲れたが別に死にたい訳じゃないただちょっとだけログアウトしたい
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飼育係 大好きだった うさぎさん 今でも週末 一万円で
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あられ より すごくでかいと聞く ひょう を 見たいと願った 稚い冬の日
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育ち良き 口悪くとも 気品あり  麻生閣下は 最後の貴族
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世の中で一番無駄な存在はおはようだけのオープンチャット
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木犀の香り満ちゆく十七夜霞みの月の輝く晩は
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悲しみが 感謝に変わる その時に 涙も少し 乾き始める
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君からのすきは疑ってしまうけどきらいはすぐに信じてしまう
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生きてきた全ての空気を吐き出して五感に宿る新たな息吹き
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繰り返すこむらがえりを嘆いてた かの日の母のつらさ知る朝
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ありがとう、あなたにちゃんと言ってみる すみませんよりたしかな感謝
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