朋輩よ虚無に陥ることなかれ 妻亡くしてもはなお生きる
21
月並な悔やみ言葉を送っても 妻を亡くした友は応えず
25
階段を昇る二階の床面の虫の死骸を吹いて飛ばして/目の前
18
小春日の温もりは母を 木枯しの厳しさは父を想ふ初冬
24
出るたびに見上ぐ柿の木実の多さ今更捥げど全部生ゴミ/熊
17
旅戻り早速干しいも作業する無事に感謝し日常始むる
39
音もなく 散りゆく銀杏の並木道 過ぎゆく秋が黄色に染まる 
26
おもしろき ことなきこの世を おもしろく
4
おかあちゃん おこされたので ちょっとだけ カモミール飲み インスタタイム
16
ねこたちの あさは とってもはやくって よあけをまって まどぎわ・たいき
20
温泉へ妻と娘をおくりだし悄然と庭の黄菊をながむ
14
あのころの キミはまぶしく かがやいて やつをえらんで キミはかわった
5
二年弱経ったよもうね、夢の中 故郷も東京も出てこないのよ
6
三日目の包帯解いた指の匂い ひとりじめする 部屋は見ている
7
新参の 私だけれど もう既に ミュート機能を 欲しいと思う
4
キスさせてよ あすもあさっても そのさきも そんなにおおくは のぞまないから
15
波多き 人生なれど 刻まれし 愛と記憶は いろどりとなる
18
風浴びて 気持ちも冷えた 二十二時 みそラーメンに 心が溶ける
27
よく見たら なぜか「てにをは」くっ付いて あとから修正Utakataあるある
16
アンダンテ プレイリストは君色に ポップの歌詞は口の先から
6
平和ボケ テレビはいつも バラエティー おいしい食事 楽しい会話
7
中国を 非難してれば 何兆の 金を損する 貧乏日本
5
七時半目覚め爽快とび起きて言い訳・ご飯何から先に
24
阿部さんを 射殺したのは この人か 恨みつらみの ダークな世界
2
入口の 小さな白い 喫茶店 バナナジュースは 初恋の味
22
せっかちは新聞不向きの感もありタイムラグとか選者も壁で (と・・様、情報ありがとうございます)
11
信仰を 持たないことが 当たり前 日本はやはり 極東の島
2
バビロンで のらりくらりと 休むうち 本分忘れ 羽ももがれて
2
雄弁に 真理を語り 異国にて 福音を説く パウロの器
5
神様が 与えてくれた ミッションを 果たせぬうちに 帰れぬものか
2