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パソコンのログインパスワード10文字の記憶うすれしも指は忘れぬ
8
エアコンを神とも思う なれどなお あにはからんや熱風の出る
11
信号で日傘たたんで潤して一首メモしてまた風に乗り
13
気持ち込め「お先にどうぞ」とリンリリン ベルも言葉が喋れるのかな?
8
大人にさなりたての牙で噛み付こう九月のぴんと晴れたこの日に
9
島国の高温多湿な本邦で
日毎
(
ひごと
)
の風呂ぞ人権と思う
17
二万円あの二万円どこ消えた総理大臣誰だとしても
15
真夜中の窓をうつ風秋空と鈴懸の葉をのこし去りゆく
15
ドリップの銘柄迷う アラカルトセットの楽し 秋来たる朝
14
この街の屋外プールは明日までで 家族連らが最後の夏を
16
入れ墨を
背中
(
せな
)
に隠した若者が Tシャツを着てライフセーバー
21
同窓へいつも以上にしゅっとした「御中」の字であらわす気持ち
11
トマトあらう 水もぬるくはなくなりて 長月6日 けふは寅の日
18
チビ猫は けさは「ろいず」の チビ猫で かべにうつる かげまで ねこみみ
17
ねこの手を にぎって 心地良く寝落ちした 目覚めさわやか 本日快晴!
20
夏季休暇終了同時告白後失恋全治二十四時間
11
囚われない心の檻にも世間にも戯れ遊ぶ童のように
10
看板の 日陰に群がる 朝の人 信号の前の 変な空間
14
君が言う死んでるように生きている何も言えずにエクレア分ける
10
雨あがる
竿
(
さお
)
しなる程洗ひ物 活きる証が町にはためく
49
神様は起こしてくれる気が効くね働き遊び疲れ果てても
12
どのイルカ見ればいいのかわからなくてきみが見ているイルカを見ていた
18
小庭にも揚羽舞い来て心浮くそよぐ木立ちにキジバトの声
23
あの一瞬その選択も悪くない今日の自分を作ってきたから
15
通院の我を待ち居る虫の音の清けし音色に灯りを消しぬ
21
残暑の小休止の雨天 温もりを求め 我が
胡座
(
あぐら
)
に乗る愛猫
26
早朝の 九月の風に 秋見つけ 虫の
音
(
ね
)
響き ホッとひと息
24
筋肉の一束ごとに溜めこんだ 夏の疲れが身体を縛る
26
雨降れば夜は寒くて寒ければまた冬が来る胃が重くなる
16
酒で潰れた黎明の
蛹
(
さなぎ
)
に朝ごはんだよ、と囁く仕事
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