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デコられたシール手帳を並べだす子ども食堂に集まりし子ら
28
サクサクのパイを君と分かち合う今年はじめのガレット・デ・ロワ
16
氷点下
6
度の夜を越えた朝 カップを取った指から解けそう
15
詠む力楽しむ力がどこにある我がはらぞこを探しつづける
14
ひと月ぶりようやく会える単身赴任 会えるときより優しく想う
13
5分間フロム鉄道停車あゝショーズの滝にフルドラ踊り
19
O脚とむくみ解消一分のおしり筋トレまだ若いから
26
濯ぎてむ 雪に埋もる言霊を 夜明け前こそ君に捧げむ
18
あと一日で一月終わる朝 ふと思う こうして過去が出来ていくこと
8
感覚も失せる程 凍へし両手
翳
(
かざ
)
す ストーブの匂ひ 昔日
27
成果に自信はないが 継続はできる好きなこと 今日も続ける
15
若くなることはできないから呪うそんな大人になりたくなかった
9
ふさふさと蕊(しべ)の際立つ梅の花憂い帯びたるまつ毛のように
16
竹を食むパンダの消えし園のなか働く人の靴の音ひびく
41
春をまつ町でジャージの二つがいアオハルの夜熱をおびつつ
14
天上の空を陣取る黒雲を店主と見上ぐ公園マルシェ
45
冬尽きてめくる暦の処女雪は君の「バイト」に汚されていた
5
寒波来て 老いの身凍ゆ大寒の 震えて待つは小春日の空
30
恵方巻き ひとくち食べて 美味いと言う 俺の頭を キミははたいた
7
ふたおやの齢超え生く妻の目に映るかなしみ われそばにいて
25
草花の 芽吹く段取り 整えリ 春遠からじ 立春の地中
12
贅沢の限りを尽くす午前
2
時 明日の仕事を生き抜くために
15
追いかけて つかまえんとして 逃げられて 空に召されし 君の温もり
11
越してきて カーテン無いのに 気がついて 週末までは 真っ暗で暮らす
5
電話器をくるくるするゆび「へえ、ふうん、木星までつれてってくれるの?」
8
真面目とは 考えることを 放棄した 覚悟のない奴 の言い訳
8
歌を機に
初
(
そ
)
めて用ひる言の葉衆
今
(
まだ
)
か
今
(
まだ
)
かと袖から覗き
24
電線が空を縛っているために 天使が泣いて還るのを見た
15
健康に ストレッチして 筋トレも 鍛えていても ポテトチップス
7
人類が滅びた後の異星人 文字の宝石
短歌
(
うた
)
に酔ひしれ
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