主なき妣(はは)のガラケーもう鳴らず 夜の静寂に鈴虫なけり
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秋の気に夏の暑さが恋しくて冷気も思うこんなはずでは
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朝顔や雨に咲くこと覚えたり 行く夏惜しみ色ますます
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若き日に巨人を見ていた気分してドジャースを今見ている 九月
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白内障手術を終えて「よく見える!」 妻は覆う 思わず顔を
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雨降りてグレーの街に灯がともる凛と咲きたる彼岸花かな
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大き穂の優雅に揺れて秋告げる絹糸(けんし)の如きパンパスグラス
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キムタクよ 教場の かっこ良さ  イメージ壊す CM出るな
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月末にビーフカレーが食卓を賑わす母の采配を継ぐ
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川岸を散歩していて躓いた石をどけたら走る沢蟹
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夏寒し 涼風渡り 朝まだき  山の端白み 雁の泣き落つ  
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名残の暑さ エアコンよりも扇風機 眠気を誘うひんやり微風
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夏往けば小風あるらし軒先に糸煌めいて小蜘蛛の揺れる
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すがる身の千鳥足ゆく君のあと翔べぬ鳥にも夢を追いつつ  /  間違えて削除しました 再投稿です すみません
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夕立と 追いかけっこだ 走り出す 脳裏に浮かぶ 放課後の日々
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朝ごはん 食べたかったなあ 残念だ  寝坊したつけ 鮭の匂いよ
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田をわたる神の使いか白鷺に心は晴るる雨の散策
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メディアから ひっぱりダコの 大川氏 気張ることなく 笑いを誘う
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斑目の 雲間さす日の 御手のごと  秋朝の身に 衣羽織らせ
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プルーストのフェルメール評読みながらともに旅したオランダ思う
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たちまちにその現前を霧とざし枕ぬらして覚めればひとり
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領土的野心はないがやるせない憤怒はあるよ 神さまのバカ
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目的語なしに愛することこそが神の愚鈍な恣意への叛逆
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週は月に月は年へとうつれどもその現前はなおあざやかに
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売り切れて 代替品 購(あがな)ひし日より それが今は愛用品
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トーストの焦げてしまった表面を削ってるうち世界が始まる
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女子アナが「ら抜き言葉」を訂正す 「乗れる」を「乗られる」、ドキッとするぜ
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還暦に なりて分かるは 母の恩 家族賄い 日々に追われて
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難解なアートマンとブラフマン 印度哲学 バガヴァッド・ギーター
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無人機が海の藻屑と消えたあと 無人タクシー乗れるものかは
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