東京都 千代田区千代田 1-1 カーナビさえも 声を震わす
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冬部活 たんかよんだと 言ひしかば 怪我人とこそ 思はれにけれ
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孫からの半日待ちし「明日行くよ」 LINEを見れば頬は緩みぬ
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早春の天気のごとく 気まぐれで へつらうこと無く生きる君が好き(愛猫へ)
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神様に会えたら怒りぶつけたい一昨日神に祈ったけれど
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アスファルト染めて椿の落ちにけり音のするよな潔さかな
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病みて枯るる 早春の野に 一番星 水仙の花 光一筋
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就職で遠く引っ越すと言う君の 満面の笑顔 萎む我が胸
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白梅が一輪二輪咲き初めて春の雨にもやさしく笑う
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早咲きの梅にメジロの二羽遊ぶ 列車の音の近づくもなお
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食欲が戻り口にすトーストの小麦の香りが幸せだったり
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発熱で二日寝込んだ老いの身に今日の雨はちょっと優しい
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ヘッドホン すべての憂うつ遮断して Bad Bunnyを刻んで歩く
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音纏い踊る君の目離さない向こう側から僕を掴んで
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一日が経ったんですがまだですか? サブ垢だからね、気付かないよね
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「逃げられない運命みたいな恋」だって 僕ら二人もそうならいいのに
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受験直前 大丈夫な息子は寄ったファミマで『ゴルゴ』立ち読み
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今君が選ばれずとも挫折知り強くなるのさその日の為に/連
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純白のスノーボールが陽を浴びて荒ぶる心緩み感じて
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思春期と言う言葉でみな片付ける、そんな大人になりたくないな
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雨降りて 煙る街並み 如月の 寒さ緩みて 頬紅潮す
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つまと飲む珈琲 疲れ癒さるる 薫りに心落ち着きぬ午後
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湯上がりはパジャマの膝に帆前掛(酒屋の) 晩酌前の準備ととのふ
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なにも見ていないみたいな目をしてわたしの顔を見ないでください
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できるかと 問われてできぬと 答えれば 何故できぬのか いいからやれと
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何事も もれなくダメ出し おまけ付き 労いさえも 皮肉に聞こえる
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凍てついて 開きそびれた 花蕾  強さに覗いた  か弱さを知る
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白百合のように笑うきみに "月はずっと綺麗でしたよ"なんて
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たくさんのものを壊したけれど 君が笑えてるならそれでいいや
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客観と云って可なりや・SNS・小さな窓にうつる世界は
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