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余
(
あま
)
あらば吾子立てたろふインターハイ続けし友は県を越え闘ふ
31
我ごとく友を喜ぶ吾子清しグリーンカードのあの日の勇者
24
努力して薄皮剥いで一個分案外不味いみかんのむき身
19
体育館での全校集会 ぼやけた輪郭だけだってすぐ貴方だってわかるの
11
ガーベラの花一輪はいくらかと無粋な男は何も知らない
13
読み人のない本風に数ページめくられるまま木の葉舞い散り
19
チャーハンを おかずに白米 食べた君 同窓会で 今も伝説
36
秋の空 流星見るは 難しい 花火の火花 妥協し見つめ
22
登山道 夏から秋へ
紅葉
(
もみじ
)
映え 緑と赤が 日々変化して
32
鈴なりの すずかけ黄色 その下に園児すずなり 黄色の帽子
28
辛
(
つら
)
ひとき 歌に気持ちを
認
(
したた
)
むる 自己流アンガーマネジメント
32
はらはらり合否の友にさよならを 私はまだ薄月の下
9
不死不朽色褪せぬ愛道ばたの顧みられぬ場所に咲く君
14
夏空が染みた茄子漬け照る夜長
涼
(
りょう
)
くいつくし明日は霜立つ
15
十三夜 見つめる月にごあいさつ 聞いてもいいの言ってもいいの
15
赤味噌の味噌汁味が決まらずに 四半世紀も過ぎてしまった💦
36
気分が良くて勢いよく飲み干した珈琲が白いシャツに跳ねた
7
ぐんま名月 八百屋その2で 発見す 138円 これは買いです😉🍏
19
雲間よりおぼろに出づる満月を みなもにうつし放水路凪ぐ
25
考察が 苦手なもので 短歌の意 味わいきれぬ 自分が悔しい
27
強烈な斜めの朱が消え去って黄昏揺れる赤黃菊花
20
無情にも 私だけが 変わりゆき 夕陽は熟れて みんなそのまま
4
十七年たくさんの幸せ有難う!
愛犬
(
キミ
)
のお家よ 骨壷を置く
55
板の間に素足をのせる冷たさで 秋の終わりが足の裏から
27
愛犬の匂いの残るこの布団 そおっと下ろす小さな骨壷
51
節電で冷えた便座を知らずして 座って上げる悲鳴ぞ晩秋
20
飲み干したカップと一緒に投げ捨てる私をふったあなたの記憶
11
最後かな 赤く艶めくいちごみて 躊躇いながらも、えい!ともぎ取る
6
秋に降る 雨は一気に 目の前の 秋らしい木を 冬っぽい木へ
9
届かない鈴懸の葉はコンクリに拾ひてかへる恋し木の道
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