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いつもより長めに喋った三毛猫の、うにゃうにゃぷぷんは年始の挨拶。
22
便りあり支えなき父歩けぬと冬柿の枝さぞ細かろう
32
大晦日目覚ませば小雪の世界安酒にベーコン辛子漬け
11
喪
(
うしな
)
ひぬ人の命の 尊さを思ひし 切に健康祈願/初詣
23
鉛筆を削り君との思い出を思いつく限り書き留めておく
11
霜の声 押される瞬間あの頃の 貴方の事が 冴えてしまう
9
国道の真ん中転がる
青いクマ
(
ぬいぐるみ
)
拾いバス停ちょこんと立たせ
17
ただ二日前に過ごした大晦日とても昔と思ってしまう
12
過去ペット 皆性格 異なるよ そこがたまらず ふえるよペット
6
言われます 良くそんなにも 覚えてる 楽しい事も 苦しい事も
6
今年こそ ファイナル突破 コンクール 実は真面目と 娘にバレる
8
薄っすらと積もる雪踏む踏んづけて落ちた柿の実潰れて
朱
(
あか
)
し
25
甲斐
(
かい
)
有って補充重ねるお節物
良
(
よ
)
い売れ行きはやはり嬉しく
27
鳳
(
おおとり
)
の囀り
光陰
(
とき
)
は潔し 見ずともよしの 吉野の花か
14
このところ 学生時代の 友らとの 距離の取り方 わからずにいる
13
ベッドで一人涙を流す 誰も助けてくれやしない
6
君という夢を見させてと願って 課題に向き合う一月一日
5
今年こそ身体を変えようとランニング 木枯応えて三日坊主
9
この「曲」は
1
歩踏み出す勇気湧く この「演奏」は立ち止まり聴きたい
14
チビ猫は 海苔すきだけど 味海苔は だめなのでしゅよ ふつうの海苔で
19
こぷすい
(
コップ水
)
が すきなニャンコよ ちま猫ちゃん おみずたくさん のむのがよいよ
18
旧友にメールを返し 餅を焼く 少し寝過ごした 正月2日
22
枝葉なし刈り込み過ぎたミニ盆栽 春の楽しみまたひとつ増え
19
冬空に桜の枝は天高く雲をつかんで綿あめの木で
18
言の葉の樹々からぽたり
一雫
(
ひとしずく
)
波紋にゆらり 木の葉は回り
16
正月も 妻はローソン 出かけたよ 年中無休 パートはえらい
11
鉄橋を渡る列車の音でさえやさしく響く もうじき夜明け
16
めぐっては消えないままの後悔が午前三時にわたしを起こす
21
境内の列に並んで初詣おみくじ見せあう晴れ間の元旦
24
富士山の霊水流る初春や鴨は身浄め
水尾
(
みなお
)
きらめく
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