病室で 私のことを案じていたのか もう何年も 会ってないのに
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開発が 進む街の 一角で 時間が止まる 短歌の館
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甘すぎて 喉を焦がした チョコレート 夢の欠片を 吐き出す夜か
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土砂降りの 夜にネオンが 霞む街 ハロウィン気分 水を差す日に
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ここだけの話なんだがPOISONには反町派と布袋派がいる
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選択の余地はないテメーは俺の言うことを黙って聞くだけだ
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三杯目は ノンアルコールカクテルよ わがが待ってる 一緒に寝るんだ
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ハロウィンにのび太とジャイ子のコスプレをローカルテレビで堪能しました
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溜め息を遠慮もなしに吐いてみる どうせ今夜は仮装行列
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霧の中木々や建物シルエット桜並木の赤色透けて
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そこはかと寂し雨夜を慰める床暖房のほっこり加減
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湯に浮かぶ小さき船は温度計てあし伸ばしし子らの今はと
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悩むほど迷路に似てくる脳内をシナプス灯してぐるぐる巡り
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「光あれ。すると光があった。」マジ? お金あれ。「いや、そういうのじゃない。」
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茜雲あすも良き日になりそうな迫り来るなり燃ゆる黄昏
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ロシア語をちまちまちまと読んでいるアルファベットがぽろぽろこぼれる
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お芝居がはけて歓喜と陶酔と悲哀に濡れる恩賜公園
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急流に揉まれて岩にぶつかって笹舟は行く夕映えの凪
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今だけは 自分を封じ 憧れのキャラになりきる ハロウィンの夜
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聡明になってほしいという願い込めて名付けた超天才太
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追い越しを 何度もしている そこのキミ どうせまた会う 次の信号
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越えて来し 花のむくろの死臭さえ 風の洗ひて 頬の透く頃
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縦列に ひょこひょこ動く 黄色帽 ひよこの列で幸せな朝
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ぷすぷすと 窓硝子鳴らし 光差す 瑠璃色の朝よ 庭に出でれば
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久方の 君との電話 真夜中に 誕生日だけは 祝わせて欲しい
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素直になって私だけじゃなかったねインフルくんもさびしかったね
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三宮のまち 全力で駆け抜けて さて2杯目が 飲めるか否か🍸
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にわか雨撃たれながら私こんなに弱くて脆かったんだ
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我が家に 来たモンステラ 鉢植えに 言葉をかけて 家族となりし
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もう夏も終わりかななんて天気雨聴きつつ 声にす花びらのみかん
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