濃い青と流れる白い雲の下秋茜真っ直ぐ飛んで行く
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ささやかなダイエット法いちばんの好物やめるそれはカフェオレ
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コガネグモ巣に卵嚢の三つあり思案の末にしばし留め置く
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もも足らぬ 少女呟く郷の歌 夢を揺蕩う皺のの熱
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神無月 神がお留守のこの隙に おいたをしてもばちあたるまじ
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今晩はビジホの部屋でお弁当 予約してある「能登のたこ飯」(猫母に返歌)
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結婚は? よくも言えたねお母さん あなたの日々を見せながら 呪いは赤く私で終点
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ありがとう 昨夜あれほど 病んでたが 私の体 眠りで健やか
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二十二歳サンボマスターはまりだす世界はきっと愛に満ちてる
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秋晴れの 気持ち良い朝 すっきりと 休みであれば 最高だった
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元気そに自虐を言へば笑へるも 言わればへこむ老ひのプライド
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曇天の上は いつも満天の星空なのよと 微笑む君は
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いいな金沢! お寿司たべてきてくださいね まいもん寿司?とか なんとかかんとか🍣>キロ様へ😸 お寿司屋さんの名前違ったらごめんなさい😅
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朝の一杯 甘くて熱い いちご紅茶 ねこ母お気に入り「おたんじょう日の紅茶」( たまにはムレスナさん)
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生きづらいから表現する居場所を作る親知らずだって抜く
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チビ猫は きょうも ニャマゾン箱で寝る そっとなでると クルルクルルと
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また今朝も ちま猫ちゃんと 夜明けみる 絹のようだね すじ雲美しうつくし
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三毛柄の巾着袋の中身はね 朱塗りの酒椀さ旅のお供の
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半分透明になって人の夢に生きたら獏と呼んでください
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秋出張 信濃路越えて金沢へ 新幹線は満員御礼
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どんなに考えても3分後には忘れてしまう僕たち遺伝子の乗り物
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うちのキロ 独身男の十三歳 衣装ケース水槽代わりじゃ嫁は来ないか
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肌寒し秋風残し 雨雲は去り 寝静まる夜 瞬く星
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体に合わない魂抱えて走る高速 遠くにかすむ名前があったビルは
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夏ズボンにブレザー羽織って秋出張 行き交ふ人は、あれっ半袖じゃんまだ
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無精卵涙流して産んでいるうちのカメってメスだったんだ
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待ちわびし大地にようやく雨が降る罪滅ぼしにか日がな一日
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冷蔵庫 断捨離すれば すっからかん できたスペース 醤油と油
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早朝の渋谷は鳩もキャスト 冬の気配がして急ぐ足が
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妹と長電話した夜長には 心の刺の少しやはらぐ
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