思い出すまでの過程を愛と呼ぶ 珈琲にミルクを入れて飲む
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いつもより大きいらしい満月に 手を振ってみる、ハローお元気?
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嘘だとか 冗談だとか 分かってる。 救われるから信じてるだけ
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あたたかい 海に揺蕩い眠りたい 過去も未来も流されて
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あたしでさ 悩む貴方のつむじ見て ついつい押して怒られる昼
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昼下がり炊事に片付けお洗濯私はちょっとしたマエストロ
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もう十年会っていないけれど夢では友人役で出てくれる人
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初詣神様なんてそっちのけ今年の夢の話をしよう
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日常に押しつぶされて生きてなお心はどこか山を彷徨う
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不意に会うハーフアップのあなた見て言葉留めた『綺麗になったね』
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かの満ちし月の周りを二人にて歩ひてみぬかと言ひし君かな
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秋晴れにラストチャンスとおもひたち釣り竿アンテナおろしたり
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「娘にはピアノ、バレエに英会話」作り笑いのお酌で聞く夜
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奥津城おくつきのきぬぎぬにすそふむ人の 常世とこよにかへす波はあらじと
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にこやかにケーキ頬張る瞬間を約六インチに収める恋
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月の海に溺れ交わる我と君の音が重なる一夜の夢よ
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キーボードついてる中古のipad手に入れたんでスタバ行こうか
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住宅街 突然出会ふ一面の赤、白、ピンクは宇宙の一画
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のんあるで 相棒を観る たまには良き ワインの休日 かっぱえびせん
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苔むして獅子と狛犬 凛と立つ 邪気も弱音も燃やすまなこ
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空見上げ 今日は今年で 最大の 大きさ誇る スーパームーン
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ふたたびの母との暮らし始まりぬ 幼き日々や 上書きの罪
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望月の真上にかかるを見た夜とおんなじ月を一人で眺む
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蕎麦ぼうろ 素朴な味に 笑みこぼれ 会話も弾む 晴れた昼時
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和カフェでの 講師と話が 盛り上がる 珈琲に飽き 柚子茶をオーダー
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風邪の子に焼くオムレツの甘い香と休む仕事の後ろめたさと
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突然の 降雨に迷う 学生は フードを被り 駅へと走る
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いつもより三割増しの大きさで月は静かに側に来ていた
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麦飯を炊く湯気にさえ形なく やがて近づくアラームの音
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失って改めて知るありがたみありふれている日々だからこそ
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