重ねても重ねても目に見えないまま夜の途中でゆらぐ約束
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真夜中に歯みがき粉切れて、ものすごい勢いで口をすすいでる顔。
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3月11日さんいちいち 被災時刻を前後して ヘリコプターが多数行き交う / 頭上近く
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朝方の夢に追われて庭に出ず 一叢ひとむらの水仙ありて呼吸いきととのひぬ
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小さな後悔を積み重ねる日々 いつか大きな魔物に変わる
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寂しげに歩く背中の父を見て心配かけた昨日を詫びる
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ローマにて闘技場の端坐り古代の歓喜思い浮かべる
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梅園の中歩きつつ足元の飛び石気にし足袋に手をやる
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キリギリス蟻のどちらを生きようかこの人生の選び難さよ
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子を抱いてコーヒーゼリーに笑みし妻の 刹那と思う 五十年など
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木の芽風 綻び進む雪柳 髪切り心軽やかな道
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七十七歳mustを捨ててwantで暮らしています翼をつけて
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守るとか守られるよりガラス製の靴と天井一緒に壊そ
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口と胃は繋がっているのに食欲と満腹感は繋がらないんだ
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澄み渡る朝空のした 何故俺は司法書士さんと揉めてるのだろう
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過ぎし春 杖つき歩く母に添い 見上げた桜 やがて咲かんとす
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パーカーのフードの部分のにおい嗅ぐ。これ部屋着だから、全然セーフ。
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甘夏が微妙な風味の一個でも全部食べきる貧乏性よ
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北風の冷たさ今日は有り難し 我が家九階までの階段昇りつ /エレベーター取替工事十日間
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米洗い 醤油と味醂 雑に入れ 炊き込む飯の 匂い馨し 
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寒い夜 春は近いと 知りながら  肩をすくめて 高い灯油を 
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夕食は醤油かけご飯のみと言う君をおでんでもてなす二月
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ユキヤナギ 満開に咲く 通勤路 冷たき風も 柔らかになり
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うしろ髪 しなやかに揺れ 匂い爽やか  艶めいて 若さ漲る
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人としてどうよ!と叫ぶ衝動と何かがあったと思う憐憫
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卒業の袴姿を見せにくる孫に時間を合わせる前夜
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いいね👍️きて 皆さんブレダウしってます☺️? 遂に私も シルク・ザ・デビュー✨️
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そうでス わたスが へんなおじさんでス 税、納めてまス 職、就いてまス
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り気無く席を立つ青年ひと 礼をせしおうなの声 気持ち良き車両
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此処に吹く 日暮れ時の風 停滞し 灯もともらずに 主なき家 / 地方では当たり前 わが家も何れ
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