ニャンコにも ぱーそにゃるすぺーすパーソナルスペース ひつよう必要よ たまにかくれたり できるといいね
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差し伸べる君の手の中 光あれ そこに希望みらいが待っているから
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開花する 桜群がる 雀の子 食べては踊る 花見日和に
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誰でもが 最後は灰に なって行く ハイそれまでヨ〜 また逢う日まで
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タレントは 人気商売 不祥事で 儚く消える 一瞬の夢
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違和感は 五感で受けて 感じ取る 動物的な直感宝もの
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君の吐く不意の「死にたい」を口ずさん でしまうしだけど春ですか
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メモを書く「未配達」だと貼って置く怒ってるのに「お疲れ様」付け/夕刊・未留守電・ポスト
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セルフレジ慣れたはいいが店員のお喋り見るとなにか解せない
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君逢瀬 麗らかなるや 桜舞い ふと手をつなぎ 時は過ぎ行く
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花開き花散りてなお花時雨 春は狂気の伴奏曲か
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とりあえずなんて無礼じゃないですかそんな覚悟でビールを飲むな
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つつじより少し地味なるさつき花 堅気娘の矜持保てり
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ぼくときみ同じようには書けなくてひとつになれない個性の孤独
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この春も約束果たす庭の木々花も膨らむ君を祝いて
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「 春先は 退屈でしょう? 麗らかで 」 あの日の声は 誰であったか
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誰もみな年を取っては死んでゆく死ぬまでの残り時間を思う
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目覚めたとき既にエイチピーがゼロであるような日曜の朝を迎える
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春陽さす書斎の窓辺のアンテナが台湾よりのWSPRをとらふ
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もう会わぬ そう決めたのに また君と 夢で密かに 再会す夜半よわ
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行き戻る三十一文字みそひともじはブランコにさくら吹雪に犬は鳩追う
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柔らかな風の似合ひしラベンダー部屋にも同じ風ふわり入る
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散り際の いさぎよさまで 美しく 悠然と立つ 桜の雄姿
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春時雨 春爛漫に水を差す 散りゆくサクラ雨の冷たし 
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花の香に  むせぶ春日の うす霞  名残と初めて 風ぞ誘ひぬ
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膨らます話を文字で追いかける 書く楽しさってこれだった そうだ
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暴力はもう辞めたいの本気だよおいシカトかよどこ見てんだよ
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ナイフよりちくちく言葉この武器でおれは戦う止めてくれるな
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大丈夫無罪になるよ殺しても裁判官にラインしとくね
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寝転がり視線のさきの電灯に指をかさねて神様気分
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