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穢された記憶は消えず白かった 過去の光が私を殺す
17
庭の
端
(
は
)
に黒く汚れど溶け残る あの雪みたく私
在
(
あ
)
れたら
21
「もう少し遠くまで行ってみようか」 セルフレジにも言い聞かせてる
5
どこまでも追いかける覚悟 きみを見て一喜一憂しているうちは
8
エアコンの温風ならずフィルターを開けてビックリ埃の山で
19
Wifiの 調子が悪い 身に染みる AIなしの 我の無力さ
10
変わる世も変わらぬ我もいずれ散る 霜柱張る地面に溶けて
11
物忘れ酷くなったと嘆く友お互い様と言って慰め
17
霊峰を目指す峰道 叫ぶ風 眺めて死すな登って死ねと
17
娘等が 巣立った後にタイマーの ありがたさ知る夜更けの帰宅
10
大寒も三寒四温をくりかへしいづれめぐらむ桜花爛漫
7
ひょんなこと からはじまって ひょんなこと ばかりで生きて ひょんなことで死ぬ
6
嵩高に積まれる雪を眺めては大きイチゴをひと口に食む
35
目の前の優しい瞳は恋の華「バッタリ会えたら」今日だけ浸り
16
暖かき診察室をはしごして出ずれば昏き街は大寒
27
たまらんなぁ喉元通る黄金の泡の刺激で疲労回復
13
若き日に収監されし友は今介護の仕事に日々を頑張る/学生運動にのめり込み
32
足るを知る 削ぎ落とすのも 心地よき でも無駄という 余白も
愛
(
いと
)
し
30
ぬか漬けで 白飯を食む 冬の夜 漬けたわけでは ないんだけれど
25
穏やかな優しい曲を選ぶ朝 寒波と頭痛は一緒に来るから
29
冬の家事 動き出せない朝 まずは熱い紅茶で内から
温
(
ぬく
)
め
28
探しても あなたの中には もう居ない 半年前の 綺麗な私
12
鴨一羽放水路を流れゆく
10
分で呑むロング缶の酒
21
大日の沢越え
開く眼前に 越後三山白く輝き
17
困ったり うまく行かずに 落ち込むも 君だけじゃない 我受け止める!
17
寒中の水垢離の様見て思う 私はやらない頼まれたって
20
私も!と 土産交換 する一コマ 通じ合ってる 思い嬉しく
13
牛乳は嫌いでシチューは大好きで、きっとなんでも誤魔化されてる
9
別れたい キミは笑顔で そう言った 俺も笑顔で わかったと言う
6
小松菜をざくざく切って、なにもかも 一刀両断できる錯覚
12
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