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ニュートンの 林檎は今も 実をつけて 万有引力 教え続ける
8
「二番目じゃダメなんですか?」問う議員知っちゃいねぇか粋な『ズバット』
10
空かける羊の群れは西にゆき 夕日に染まる秋をうつして
8
遅くまで媼の女子会続く部屋 揃いの布団に熱気球飛ぶ
25
見晴るかす黄金の稲穂その先の太平洋へと視線を誘う
28
尺取りの 居無くなりては 二日目の おぼろげ寂し 朝顔の鉢
7
青空に破顔の
老人
(
おいびと
)
バスの旅停まる度食べシートでは寝る
22
敬老を 薄めてないか 横文字で シルバーウィーク お彼岸重ね
11
振り向いたまなざし青に恋をした 期間限定大阪lover
6
がんはれよ 色づく柿の実 落ちるなよ 台風迫りぬ 寂しき秋よ
6
連休とか 知ったこっちゃね 捌いても 捌いても来る 仕事と心中
6
オータムの祝日楽しみどこへゴー ググるー彼氏ハッピー私
5
雲の峰 夕空晴れて 口ずさみ 麦わら帽子の 坂を駆けゆく
6
秋もどきスタバでホットを選ぶ朝 惣菜パンに熱をあげたい
9
「御曹司、何ゆえ鳥の鳴き真似など?」「弁慶、これがヒヨドリ声じゃ」/詠史短歌
10
「にゃうーん」に おへんじしたら うれしそう ねこにもちゃんと
かんじょう
(
感情
)
・あるよ
22
息を吐く 集中途切れ 声の渦 デスクに伏せて 船酔いをする
9
つながっているような気がするんです へその緒みたいなものでいまでも
6
恋人でも友だちでもない 深く深く信じ尊ぶこの結びつき
10
まだ貼ったままにしている 縦書きの短いメモのポストイットを
7
黒目勝ちの目がまっすぐに見つめてる 視線の先になにがあるのか
6
日に一度取りだして見る 栞がわりに本にはさんだスナップ写真
7
彼岸花 黄色に出会う この朝に 黄色を愛でし 祖父思ほゆる
10
裸眼では ピント合わぬも 更年期 それも人生 なお美しき
10
蟻よけて 歩む姿の あはれさよ 朝の光に 香る木犀
14
金曜の時が止まったバス停に想い出ひと粒置き去りにして
24
鈴虫の
集
(
すだ
)
く夜
人気
(
ひとけ
)
なき
路傍
(
ろぼう
)
目を見て逸らす 一匹の猫
25
お弁当に あじ塩と米で 塩むすび 具材の代わりに 愛情を込め
8
朝寒に彼岸の気配感じゐる赤紫の空眺めつつ
6
被害者の家族の気持を斟酌し 執行猶予が付いたあの
犯人
(
ホシ
)
(社会派ヒューマン短歌改)
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