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恩人の訃報届きし卯月尽 遠き地ゆえに空に祈りを
36
夫婦
(
ふたり
)
きりの連休なれど 他愛ない会話で笑う
時間
(
とき
)
の愛しき
26
マニュアルに 載って無いこと ばかりだと あなたは言うけど わたしは女
2
欲しかった優しさの代わりみたいに詰め込んで飲み込んだマシュマロ
5
文庫本十冊売りて 原田ひ香 百円足して連れて帰りぬ
12
肌寒く 雨の降る夜の 寂しさは 明日への希望 少し包みて
30
かたまりにさじいっぽんで立ち向かう一年振りに開けた砂糖と
5
「どこか遠くに行きたい」が目を覚ます 色んなものが育つ 春だね
5
美神
(
(ビーナス )
)
の乗り たまいしホタテ 貝に似た マドレーヌ焼く 西風吹く日
27
ひたひたと這い寄る予感こんなもの恋と呼ばない追い詰められて
5
望むなら私のすべて捧げるよ 世迷い言だよすぐ忘れてね
5
本物を打ちたい僕は真剣だトンっテンっカンって打つしかないから
9
父ボソリ母ケラケラの時間だけ.mp3にしてもいいかな
3
ストローを噛むより柔く舌を噛むあの子は星ほど甘くないので
5
生きるのは稀、大仏拝む800年
(
心あてに 折らばや折らむ 初霜の
)
置きまどはせる 白菊の花 /029/100/凡河内躬恒
9
歌詠みは 教えてくれる 美しき空と自然と 言葉と心
28
大声で 涙を流す子 鼻水木 叱りすぎたと 謝れるかな
5
いつも君は 小首かたむけ 問いかける 何を言いたし 君を想う
16
酷暑化で 「晴れ」 と「花」には 影も差し 「虫」はびこるも 人は愚かで
12
閉めたのに途中で止まる実家の戸できた隙間は三年分で
5
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6
帰り路 いつもの店が
営業
(
あい
)
てない 連休の中 休むコンビニ?
3
星々の大爆発が生む金を取り込み生まれた僕らの地球
13
勤め終え 今日の夕餉は 冷し麺 まだ風涼し 明日から皐月
11
メーキャップアーティストの皮膚が言ってる あなたも/綺麗で/いてと言ってる
5
プリントを なくしちゃう君と 保護者会が 苦手な私 幸ふたり家族
8
我ひとり温めるための紅茶淹れ ため息ついて孤独を嘆く
13
ブックオフ買いたき本を見つけるもセールは明後日(から)嗚呼節約家
9
夕暮れに陽射し翳れば肌寒く 犬を抱き寄せその足を揉む
24
膝痛み あちらこちらに 通院す 仕方がないね 年頃だもの
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