君の手を離さないためだけに買う 入場券という名の切符
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冒頭のノイズで黙る会議室  統合されないMeetのマイク
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半額の値札がついた桜桃さくらんぼ 私のじゃない初恋の味
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付き人に 言われる如く 正装し 服だけ目立つ のっぺらぼうか
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葉に隠れ ゴーヤ大きく 実を付けて 蔓は天まで 昇る勢い
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音も無き 間の取り方に 意味あれど 機微ありし事 もはや残骸 
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鉄分や亜鉛不足も円形ハゲのもとチャッピーすすめるあさりの味噌汁
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北の地の 土産話を 聞きながら 涼を感じる 灼熱の家
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またしても分け目に出来た円形よ 取り乱すより対策たてよう
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上京で僕から君を奪ったものは故郷の星より眩しきネオン
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右肩のタトゥーが汗で光ってる 獣になって吠えたい夕べ
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幼日に読み返し本 忘れじの内容 今になり意味を知り
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間違って押してしまった携帯に幼馴染の無機質な声
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ゴミ捨ての 一歩一歩は 命なり 這いつくばるは われら民草
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サリサリとレタスを食べる息子がいて私はわたしでちゃんと老いゆく
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目が合って、ハンドサインで (また明日) のぼり電車が 先に着いたね。
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とうきみの髭を毟って茹であげて 一行ごとに前歯でこそぎ
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公が 投げて寄越した ババ抜きで 人の価値など 決められており
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嘘をつく間違えたって謝らない AIごときに営業は無理
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左手にラブラドライトの青光る見つめるうちに一首が浮かび
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明日とは 明るい日だと 書くのだな 気付いた零時 もう今日だった
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かわかぜや夕べのかみと初蝉をなでてゆらして「夏だよ」という
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AIが 当たり前なる 人の世は 殺し合うのか 助け合うのか
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同窓会 有った事実を 知ったのは 最後の級友ともの 通夜の時なり
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おしろいの花の香りに惑わされあやうく死ぬる車道の端で
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便秘にはコーラックかな 歌便秘にラブラドライトのブレス効くなり
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月一の訪問看護のその時間 看護師さんと女子会となる
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親世代 歴史を語る 顔のシミ お疲れ様と 口には出せず
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堂内墓 外暑すぎて お参り後 冷たい麦茶 喉にしみこむ
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「六千まーん」声が響くは テレビから セレクトセール さかんに上昇
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