マスコミの 偏向報道 払い除け 自らの道 自ら開く
12
涙ぐむ AIの組む推しからの 正しく重い正論受けて
8
狂いたる 今年の気候 狂わせる せいぜい人は自然の下僕しもべ
14
頼んでもないのにどうして占った 厚い信頼 無下にしてまで?
4
風冴えて水に煌めく日の光嵐畏れず花より凛と
8
人望はりよがりのお飾りだ僕は「仁望」峙が好きだ (仁 = 人+ニ)
8
縮むのが母の歩みと知ったとて なにも返せず何も残せず
13
君の頬 濡らす涙に 寄り添える 手紙を掴み 鳩よ羽ばたけ
23
そこどいて一般図書の915 立ち読みしてる背にかける圧
10
いつの間に畑にあぶく湧く如く綿毛たんぽぽかわり身早し
25
待ちぼうけ 指で乱した水鏡 濡れたこの手を如何にせむかな
17
爽やかな杜の都の新緑を味わい歩けばまもなくライブだ
26
似たなりのまったく別の雑草として人混みにまじる夕暮れ
19
その昔三日遅れの島便り 今じゃはがきも普通も遅い
14
外は雨 膝に乗る猫下ろしたり四月最後の食事の支度
25
報告せど返事は返らず おれを見切りし上司の顔
3
火事花カジバナと忌まれ手折れぬタニウツギ 謂れ知らずもには飾れぬ
19
失礼なヘルスメーター スクワットしても筋肉足りないと出る
28
偏向の秤持たぬは悲劇なり異論を溶かす仕組みはメディア
12
初孫の 我をもっこに ひょいと載せ 野良の仕事に 連れゆきし祖父 
26
「トイレット  ペーパーの買いだめは  控えて」に  続き「お尻は  増えませんから」…と   →経済アナリスト談
13
フュスンという少女、土耳古トルコを駆け巡るファスナー閉じてAllegroに舞え
6
カートへと 重ねし欲望 クリックの 指の震えを ポチが押し切る お題「クリック」
3
ひたむきに生きた証が散らばった服や文具の配置に宿る
16
シャッターを開ければ燕風に乗りふわり飛び来るまた翻る
30
葉に残る春の名残りを洗い去り五月の雨は緑を濃くす
31
我が娘 笑顔で歌う 終奏に 涙ではなく 広がるはウロ / 娘の引退ライブにて
20
「ゴミ・タバコ・拭き紙・等を・捨てないで」トイレに書かれたリズムをまもって
11
にょきにょきと立派なアスパラ顔を出す 昨秋の施肥のお陰なら嬉し
17
九つの薬飲む朝 炭酸の抜けてしぼまる 春日の欠片
14