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息継ぎがないとほろびる毎日に無理しないでと言われましても
11
サイゼリヤ一杯百円のアンビリバボー気が付けばお歯黒に
4
山本五十六とは別に友達にはなりたくない
5
熊の手でかき集めたる枯れ草を マメに散らされもうママいやだ
12
ふとんにて目を開けたままスペインの砂漠に寝転ぶ猫を撫でてる
9
耳かきの先端にいる人形の首が折れた日 なにか起きそう
6
長靴がいらない街に慣れていく 都会の冬の風に吹かれて
25
裏起毛透過し肌を刺す冷気内か外かに一枚要ると
24
我が胸に
面
(
おもて
)
うづめて なほ好きと 言いし言葉ぜ 忘れかねつる
7
与党だしとっととやればいいのにと思う公約千に三つの
18
いつからか 頭の中は 食べること でいっぱいだ 食いしんぼか年か
9
久々の雪道安全第一で 後ろの車列はプレッシャーでも
23
豪雪で家に籠もりて幾日か 食料尽きかけ いざ買い出しへ
22
蒸し料理 時短で美味で 凝ってます さすがに毎日はと夫が言う
7
母の
駆
(
か
)
る 軽に乗せられ
幾星霜
(
いくせいそう
)
ハンドルの指
燻
(
くゆ
)
らす
紫煙
(
しえん
)
10
本開く立って歩いて読み進め壊れてしまった夜の平穏
7
ゆずれない避けたい事と望む事今は何だろ票の行方に
27
ああそんなやさしく笑わないでくれぼくは仔犬になってしまうよ
23
息をするかのように歌詠みたれば
吃逆
(
しゃっくり
)
なども華となるかは
18
雪の中 開いた花もあるからと ほざく輩は温室育ち
9
月食を見れないきみに月食の写真送ってるベランダ、風の
8
ストーブと 猫とカフェオレ ホッと一息 部屋から眺める 凍てつく景色
11
そうきたか 番狂わせの人生に 笑う俺こそ
最強
(
スーパー
)
主人公
(
ヒーロー
)
9
朝の土曜二階の音で目覚めればどうやら掃除機買い替えた音
30
あめだまとバンドエイドをおまもりに生きていく なにか欠けたままでも
8
会えなくて抽象的になってゆく 気持ちも声も思い出さえも。
11
頬染める君に捧げよ 雪溶けに溜まる水こそ『虹』の光らむ
19
泳いでる 時の名前は テラピアだった お店に出たら タイに変わった
4
新下剤 身体に合うか合わせるか 初日黒星さて二日目は
16
七十になりましたかと尋ねられ八十一とすぐには言えず
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