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朝八時 背中にじりじり 日差しを 感じながら 洗濯物干す
12
徳、不徳、悪徳どれも 複利かも 雪だるま然して 音も無く降る
3
ひとりだと食事を作る気も失せて味はどうでも詰め込んでいる
32
ホームドア解錠し 落とし物回収す駅員 稀有な光景
17
死をいまだ了さぬ姪は覗き込み「じいちゃん寝てる」と笑顔で言えり
24
クレープのキッチンカーの座席から手を振る双子の夏の精たち
13
一人来て また一人去り この世界 まるで学校 学んで帰る
11
時間など いっぱいあるよで なさそうで 過去も未来も 現在次第
3
人生の 悩み解決 するために 何十年も 未だ悟らず
3
細々と 老後を生きる 人々を のんびり見てる 老後の悩み
2
かと言って 金にもならぬ 菜園に うつつを抜かす 阿呆も困る
2
金のため 仕事のために 魂を 売ってるようで 恥ずかしくなる
2
普通では やっていけない 仕事あり 正気に戻る 事がなきよう
3
灼熱の 高齢者らが 集まって 自己満足の 楽しき余生
2
灼熱の ホルムズ海峡 異常なし タンカー目掛け ミサイル打てば
1
これでもか、という程夏を詰め込んだ荷物を宿からヤマトで送る。
7
灼熱の 真夏が襲う エルニーニョ 老人達は エアコンつけて
2
鬱々と気分すぐれぬ朝もあり 老いを分け合う相棒もいず
28
ありもしないプリキュアやライバー 捏造する日々 黒歴史+1
2
太陽が 肌を焼きたり 雨予報 今少し早くと 天に祈る
4
おひさまのひかりに体をくすぐられ ひまわりのごとく笑う夏の子
8
泡立たぬシャンプー 何だリンスだとベタをやらかす我が身恥ずかし/真夏日の夜にて
15
あづいよ〜と 顔歪ませる こともなく 涼しい人に 私はなりたい
10
カーテンの向こうに ねこのシルエット まるで一服の絵画のやうで
22
はじめての 玄米ご飯に 夫が言う 「やっぱり硬い」 前途多難か
11
身代金スープは残せポテチ無し誘拐犯は…医師と名乗った
8
エアコンと扇風機の二刀流 オープン戦からフル出場です
23
戦争の狂気をエラい人だけが分からないでは何でエラいの
33
願いつつ あきらめつつも 手をあわせ 神仏さまに たくす我が身よ
13
風凪ひで花火見あげる横顔と火薬の匂ひに終わりを知りぬ
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