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またひとつ眠れぬ夜を跳び越えて 何を描こう白んだ空に
13
吟行に来た人だろか城見上げペンを走らす肩濡れしまま
33
如月の 南の空に朧月 光のどけき静寂を照らす
23
老人が古いラジオを整備するユーチューブ見てハンダごて出す
8
ため息の
池沼
(
ちしょう
)
に墜ちる曇り空 眠りにつこう晴れとなるまで
9
寒暖差睡眠不足低気圧 爆喜びも嘘かもしれない
3
長風呂で半身だけを浸ける日々 これで人魚になればいいけど
6
愛妻の 弁当みると ごちそうだ 君の子供 になった夢見る
7
レールから外れたひとがえらいってレールが今は主要の路線
6
世の中はままならないねそう言った先輩が住むタワーマンション
5
無理をするそれは自分を壊すこと強くなっても汚くなるな
17
君の声 聞こえてきてた はずなのに 無声映画の 我ら俳優
5
復帰する。君は無理していないのか?リタイアするのは恥じなくていい
16
しばらくは泣かずに生きてゆく 明日も悲しい歌を寝る前に聴く
7
さよならの温度を測る まだ少し君の香りと面影がある
8
夜の海の鯨と人魚の逢引きをじっと見ている人工衛星
6
春風の通り道に立つ警官がつま先に落ちた綿毛に気づく
8
愛人と大統領が別れた夜ミサイル発射基地に降る雨
4
人間は普通は耳が二つだけ だから私とあなたは特別
3
休み前 やりたいことと 睡眠を 天秤にかけ 寝支度はじめ
7
不覚にもパソコン分の荷が増すも 貴方に会いに北に行きます
7
冷房の試運転をとテレビは言うヒーターしまってもう大丈夫か
6
読み終えたドグラ・マグラの文庫閉じさて休日の午後は出かける
4
導きの手さえ来ないと
哭
(
ナ
)
く君に何と声をかければ良いか
4
きみ去りし 学び舎に花一輪の、想いは今更 えやみぐさ手に
3
濡れた道黒い
雲間
(
クモマ
)
に光射すふと気持ちさえ明るく変わり
6
たらちねと言われて意味も分からずにジッと見つめる教科書の隅
5
かぶる水キラキラとした粒落ちて光るプールの
水面
(
ミナモ
)
が揺れる
7
指先に触れた光が広がって――、心の中になにをもたらす?
5
来週は熱中症のアラートも始まるという春は短し
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