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「寝なければ明日は来ない」と 笑ふ
姿
(
かげ
)
もう見ることなき 午前2時前
7
年に一度チョコを届けるそのために一度あるかのキスを待ってる
23
雪のこと嫌いじゃないよだけどもう君と戯れ合う事が出来ない
30
薄氷の上を運命線を掴んで歩けば遠くで法螺貝が鳴り響く朝
6
重力を振り切るロケットぱねぇから「たった
1
秒」職場へドンよ (秒速11.2km)
13
大雪で バスも電車も 運休し いつも通りが 特別なこと
8
心にも時に生じるビッグバン希薄な宇宙は大気を求め
14
初めては 鏡合わせで 巡りあう
五月
(
May
)
の
青海
(
せいかい
)
人工音
(
VOCALOID
)
8
雨光る日曜ぽろぽろぽろぽろとグレン・グールド聴きつつ木立を
9
あの世
(
めいかい
)
よ
百二十分
(
ひゃくにじゅっぷん
)
大行列 柵の向こうへ 順番待ち
6
誰
(
た
)
そひとり届けと願ふ泡沫は頷き揺れる花と消えゆき
20
井戸の冬 風を凌いで蓋の裏 隙間に眺むお外は雪で
10
愛してる ただ心地いい その響き
思考凍結
(
あたまからっぽ
)
で
自分愛
(
ただ自己中
)
6
「本当にキミは何にも知らないね」
うん
(
・・
)
驚いたよサバンナの象
8
巡らせた言葉 頭でかたまって 歪に出るホイップクリーム
7
峠越え 孤独な鼓舞も 聞こえない 冷えた空気も 冷えた貴方も
7
健康を 少し気にして
炭酸割り
(
ハイボール
)
記憶を辿れば 父は
生
(
き
)
で飲む
9
純粋で まっすぐ楽しく ほがらかに 幸せになる うたをうたいたい
12
認めたい 貴女の命の 使い道 されど後悔 ただの後悔
7
土産物 陳列された ぬいぐるみ 我が子の頬の 感触を持つ
10
いつまでもわたしを覚えてほしいからあたたかくして、ずっといきてて
9
使い捨て じわりと遅き もどかしさ 昔懐かし ハクキンカイロ
8
段々と 寒さに口が 固まって 身体が勝手に 奥津軽弁
17
あにがきて あねがきたあと ははがきて おばがきたあと あねがきてちち
6
短歌詠む 楽しみさえも AIに 奪われまいと 手綱を引いて
13
あの日々の 色も名前も 薄れゆき コンビニ弁当 ミニスパゲッティ
7
街灯に照らされなければ判らない ほどの微かな初雪が降る街
14
区別せん 人間らしさを 説くほどに
AI
(
かれら
)
はそれを 学び飲み込む
7
僕はただ も一度笑い 話したい 元気な祖父と ただひたすらに
10
春が中智慧伴ふ青の舞 唯独りにて花を拓かむ
7
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