昼餉どき和がらしピリリと冷やし麺また汗が出る老人おいびと二人
23
この気持ち二人で一つは叶わないけど 二つのままでそばにいるから
4
かごもりの 茹で枝豆が山盛りで 夏が来ました! まめ殻の山🗻
16
会う度に痩せてきている義姉さんの夏でも冷たい手を握りしむ
28
腹に刺す なんでこんなに痛いんだ 産まれる物は黒いハラワタ
8
あいをくれ 愛してくれよ 今ならば 誰抱かれよが 俺は人形
9
握手さえ やっと握れるこの手では お前・・の首も切り落とせない
12
10種類花咲く多肉植物を植えて育てる知恵も学べり
16
聴覚の検査のような高い音あれもしかして蝉の初鳴き
21
金の指 しぶき忘れてしびれてる 現役終えて 濡れぬ指先
8
曇天に 今のうちだと チャリ漕いで 猛暑の備え アイス購入
25
ササクレをいじる理由など一つだけです いじるしかないだけです
8
あんまりに 君がさみしく わらうから 僕のすべてを諦めたかった。
7
どれだけ化粧をしたとて意味ないよ 酷暑は君の素顔が見たい
8
夜と海の汽水域で月がしゅわしゅわ溶けるのを眺めてようよ
5
俄雨にわかあめ後の夕風涼しくて夏の空気を大きく吸って
13
寝る前に  我が星なぞる  庭の先  北斗と南斗  争うなかれ
13
遊ばせろ 五七五七 七の部分 3日の解より 今の言葉を
5
タコの目の胡麻さえ苦辛す我からは キャラ弁職人神の領域
15
喉が鳴るダイソン並の吸い込みでストロー通る砂漠のからだ
29
入浴剤 僕の不都合をオール発汗 愛しい気泡よ 下水で踊れ
4
イスラムの男の子ただ私の前にじっとしている何か言いたげに
5
散歩中ただ涼みたいそれだけで買うものなくもダイソー覗く
8
再現を試みている 閃光が脳と指先を満たす瞬間
16
汗だくの掃除買い物終えし身に命吹き込むレモンのパピコ
26
帰宅道 送り火香る早お盆 行き先違えど続く白線
16
くやしさに溺れ死にした夢のあと なみだ蹴散らし虹をかけるよ
5
スミマセンビックカメラワドコデスカ? 不好意思ブハオイースー 我是外地人!ウォシィワイディレン
6
人の手の届かぬ枝でひと休み 風に揺蕩たゆと蜻蛉せいれいはね
28
漠然と終わりが近いと感じつつただ静かにその時を待つ
6