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家の裏 うどん屋さんの いい匂い 光る看板 明るすぎ死ね
5
こんなにも綺麗な彼女を置いて逝く 醜くなるまで側にいたかった
8
久々に手淹れ珈琲かけ回す 連休だもの眠られなくとも
20
直向きな後ろ姿の女(ひと)だった大事なことは一つも云えず
13
同じ歌をよそのサイトで出して居る無粋な人も居ると聞きけり
11
露天湯の傍ら鈴虫の合唱
間
(
あい
)
の手に風鈴叩く風
28
杖突きの 乃の字の婆(ばあ)が バーコード 読ませて急ぐ 整形の部屋
11
獣を扱う人が異分野で猪突猛進道を失う /藏内勇夫前福岡県議会議
10
反抗期 舌打ちをかます 息子だが 贈ったハンカチ いつもポッケに
12
恋情の理由を越えてはただ在る 貴女が理由へと成り代わる
7
悲しみの
白銀週間
(
シルバーウィーク
)
暇すぎて 気泡緩衝材一人プチプチ
10
憧れの
保健の先生
(
スクールナース
)
好きすぎて 恋の一人
肉離れ
(
ミートグッバイ
)
7
悲しみのサドル盗まれ立ちこぎの 走り放屁の暴走自転車
8
突然の睡眠中の激痛に 夜中泣き濡れ一人こむら返り
10
トナラーで頭皮露出のクチャラーを グーで殴っちゃ駄目
death
(
デス
)
か!?
8
秋梅雨に 湿ったシャツに 袖通し 週間天気に 太陽さがす
21
駄菓子屋の軒先に降る夕立を君と待つた日溶け残る夏
32
褐色の落ち葉の土の向こうから君来る幻影見ゆる寂しさ
12
そよそよとそよぐ木蔭に座ること誰の友でも知人でもなく
9
本なんぞ 読む気もなくて スマホ見て 人生終わる 考えもなく
5
芥川 キルケゴールに 太宰まで 読んだところで 聖書に至る
5
同世代 同年代の 人々が やたらと多い 元気溌剌
6
水たまり 蚊が飛び回る そのせいで あのおばさんも 急ぎ退散
5
まだ六時 暗くなるのが 早すぎる 急ぎて帰る 車を眺め
7
uzukumarukimiomitsuketahazukinoyotennimesaretaminatsukinoasa
6
雨音がショパンの調べというのなら愛のワルツを奏でてよいま
13
欲もなく手に職もなく知恵もなき子らに復讐されて夕暮れ
9
神々し 葡萄
熟
(
う
)
るれば アチコチで どないなもんやで? 儲かりまっか
?!
10
六線の曲芸飛行 今日だけは鳩もカラスも見上げ羨む
8
ぐうたらを決め込んだはずの土曜日なぜか便器を磨いておりぬ/雨の土曜日
6
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