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葉桜になってしまった雨の朝 そのサイクルにおれも入れてよ
4
寂しさが潜む心も
洗濯物
(
ほしもの
)
も 今日は皐月の風に委ねて
33
これは愛
空
(
から
)
の鳥かご飛び込んで羽をもがれたヒバリの笑う
5
「そんなに仕事仕事って言うなら仕事になっちゃえばいい」と犬が
10
快晴の五月の空は突き抜けて介護の日々を少し忘れる
25
甲斐もなく三方が原の
戦
(
(いくさ)
)
にて漏らしにけりなあはれ家康
7
遥かなるみどりの山並みに 忽然と
現
(
あらわ
)
る富士の白さ際立ち /車窓より
14
不安さをまぎらすために見てたのに最下位の日に再会と知る
4
朝風に末の身姿思はれば宙に舞ひたる塵と還りぬ
15
けふもまた戯れし歌世に憚れば 憂き世を嘆き浮き世に遊び
10
細石
(
さざれいし
)
打つかの雨に
晒
(
さら
)
されて
緑
(
みどり
)
輝き濃く固まれり
27
ラベンダーへ羽音響かす蜜蜂の 思わざらめや天寿の時を
29
馴れ合いと思われ痛みの傷深く去る人恋ふる哀し晴れ風
30
七十四歳
(
ななじゅうし
)
未だ試験の悪夢見ゆ 紅蓮の炎 埋み火なりと
16
人間の 表情見せる ボス猫は 人間をおっきな 猫と思てるらし
14
過ぎにける月日を忍び藤浪のまつはる思ひ沈めもぞする
15
もう見ない屋根より高い鯉のぼり今は河原で遊んでるらし
28
五月晴れ 檸檬の花が 香る朝 洗濯物を 風になびかせ
32
この想い独りよがりの歌に乗せ夜明けの空に捨ててしまおう
29
神様が どうしてこの星 作ったか 知らないままで 朝 ありがたし
40
風薫る 朝にふらりとローカル線 車窓流れる空と海眩し
20
人が人会いにゆくとき残される白い高鳴りあおぞら分ける
4
空港が 混雑してる 映像に この時世との 乖離を覚ゆ
7
今朝方の雨 嘘のやう
明
(
さや
)
かなるフラワームーン
朔日
(
ついたち
)
の
夜半
(
よわ
)
29
カーテンを開けて今日へと切り替える 連休初日 時計見ぬ朝
15
シガーソケットに差し込むだけで燃費減る? スノータイヤを替えるのが先!
10
「コンセントに差し込むだけで節電」だ? 付けっぱなしを止めてから言え
13
その商品 節約詐欺だと教えても 聞く耳持たない 確証バイアス
14
雨あがり えごの花は 輝きて 真白き光 吾が中に
射
(
さ
)
す
18
飛ぶ燕昔作ったプラモデル
三式戦闘機
(
さんしきせん
)
を思い出したり
15
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