知らずうち声高くして独り言 語らいたれば ひとりではなし
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図書館に無断で自著を置くごとく 「投稿する」のアイコンを押す
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ニャンプロは ねこのうんどう あそびだよ はげしくみえても たいていあそび
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ぼくたちは重りを二つ持たされた愛することと愛されること
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明月や団扇うちわ片手に手酌酒あられ豆腐にたこのぶつ切り
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幼き日友の家にて出されしは砂糖水なり夏の暑きに
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きみを待つこの切なさが恋なのか もいちど鳴らすナースコールや
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さりげない人の気遣い思いつつ朝の目覚めの茶の香優しき
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歯医者さん 美容室行く前 整える キレイになるため 行くのに不思議
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ひたむきに生きるあなたにとおり雨 濡れたまんまでいさせないから
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カフェインとウヰスキーと想ひ出が ナイトメアへと澱みて沈む
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昼休み机でパック握りしめ 我反逆の牛乳を吐く
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朝化粧 寝起きまじりに 欠伸漏れ 悪態もなき 独り暮るる日
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君が為 奔走の日々 手にしもの 今はがらくた 積もる雪かな
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ブルーベリー朝の暑さでもたれ合う「甘い実になろう」ささやきあって
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襲い来る巨大な熊を飛び越えて白馬は森の深きへ去りぬ
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輝きに倦怠感がごった煮の夏の海辺はセピアが似合う
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カタバミの黄色い花へ汗落ちて花火となりぬ猛暑の真昼
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布施の身へ茎に葉が満ち花開き知恵の種抱く草は仏心
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日焼けした両手の甲にひと日瀬へ立ち身を濯ぐ鮎釣り思う
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遺伝子を継ぎ花開き種こぼす無垢な姿は模範となりぬ
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室外機回すひと日にベランダの凪消え揺れて満ちる草花
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コツココンギュパッと引いて竿しなり夢中になれる鮎釣り恋す
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画素数の低きガラケー向日葵を撮った瞬間新たなセピア
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天離あまざかひなを立たばやさのつ鳥あとに残せる巣は荒るるまま
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木漏れ日は予約して行く午後三時病院内のとこやの名前 
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来世を 望みし世の 人々も 似た身似た業 巡り行くのみ
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ひたひたと 音無く近づく老いへの不安 亡母ははの姿に 我が身を重ね
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風呂あがり 濡れ髪のつまと 共に食む 亡きにも供へり バニラアイス
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澄ます身にそそぐ蒼さとなつのこえ うなじの風をみおくるおとめ
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