秋雨と手持ち花火の残骸で濁ったバケツに夏を置き去る
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伝説の 朝に誓った言葉なら 我分かち合う さあ「革命を」 / なな様いけますよ👍️薔薇もね🌹
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秋晴れの 稲刈り風景横目みて 走る魚沼 ヒカル新米
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ひとりたび 終着駅は何処なのか 涙はでない 後ろは見ない
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灰色のグラデーションなる雨雲も美しく有り 天空の妙
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朽つ蝉に蟻ぞ集ける庭の隅 今朝は木の芽の生ひくるを見つ
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グミだよ。とキミが言うからグミだね。と 返す頃にはもうカゴの中 @パケ買い
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飛び跳ねたうさぎのせいで本日の月全域に黄砂警報
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赤毛のアン 涙なしでは見られない 「ダイアナ・ライトが(これからは)キスしてあげるわ」
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今日もまた 積み重ねてる 無造作に 日々の疲れと 空の空き缶
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感傷に耽る暇無くいろいろとばたばたばたと生きている日々
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飛行機と見紛みまがふ程の 高々と滑空すとび 雨後の秋空
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降る雨や転んで泣いて寝転ぶも人と呼べるもの通らぬ道にて降る雨や
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熱々のスーパーで売る焼き芋が食べたいのなら秋なんだろう
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叶わぬ恋、幾度重ねど慣れぬのは 君との痛みは初めてだから。
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行く夏に ゴーヤをたっぷり カレーに入れ また来年と 秋に向かひて
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目の死んだ大統領の巨大写真 万博で知る独裁国家
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かっぱえびせん 梅の花びら のこってた 幸先いいぞ 来い来いハガキ
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錆びてなお 消えぬ心の 煩いや 焦がれし思いは 震え震えに
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術もなく ままならぬことに 先もなく 月も見えぬか 星も見えぬか
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常夜灯 夜雨よさめ葉露はつゆを 艶めかせ 夢にいざなう 滴りのかげ
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いじらしき豆粒大のミニトマト旬の香りを実の内に込め
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人の靴履き間違えてほろ酔いで雨中を歩く気分は最高
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逆さまの針穴はりあな写真ピント甘く空と海との境目は溶け
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薄はりのグラスでビールを飲むときは握り潰したい衝動駆られる
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酔いたいわけではないもので オールフリー かつおぶし踊る 冷凍お好み焼き(138円)>遅めのお昼
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電子辞書で漫画を読む君と片耳でメヌエットを聴きたい
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羽虫一匹フロントガラスに砕け散る ウォッシャー液で拭わるいのち
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犬二匹キスするようなポスターを君と見ている手も繋げずに
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消えそうな 言葉を見つけ 捕まえる 先のことなど 分かりゃしないけど
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