狸棲む 我が故郷は ◯喰村 特産品は 葱米キャベツ
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母さんも好きだったよね杏露酒(しんるちゅう) 彼岸(そちら)と此岸(こちら)で乾杯しよか
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雨音で隠せよ失敗今夜なら濡れても良いと傘の柄握る
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いつの間に 虫の鳴き声 消えていく 老いたる人の 命のように
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柳葉魚(ししゃも)なら北海道の子持ちだなあ SHISHAMOの話題に夫は割り込む
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苦手だと言ってしまった赤飯の祖母と涙の味を食む今
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空一面 茜のヴェールに包まれて 神秘の世界 雨後の夕まぐれ
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夕闇に 取り残されし 響きたち 月も羽虫も 今は一人法師  
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君がため 白き菊の 花手向け 永遠に眠る 貴方に寄り添う
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雨粒も 水たまりにも 金色が 台風一過 スーパーの外
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asutoiumojiwatsukimichihinonakanikurayamiterashiinochihagukumu
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廊下を進むと茜に染まる台所雨上がりの夕暮れに
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夕飯どうしょ 頭の中悪魔と天使湧いて来る 寝てやろう
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勝負前「楽しみながら」と言う人は 実は一番緊張してる
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こんな日も満員御礼?大相撲 帰りの電車どうするお客
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給食のソフトスパゲッティ式めんと  恋の揚げパン一人鼻から牛乳
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ファミレスのパターン青使徒襲来  ネコ型配膳ロボット怒羅衛門(ドラえもん)
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憧れの気象予報士好きすぎて  恋の半地下一人床上浸水
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学食のexpert cast(ベテランキャスト)好きすぎて  恋の食券一人自動券売機
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悲しみの白銀週間(シルバーウィーク)暇すぎて  夜の公園一人暴走ブランコ
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抽斗の奥に椿の香のはつか懐紙に寝ぬる祖母の黄楊櫛(つげぐし)
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図書館で おなら二度した お爺さん こりゃ失敬と 笑顔に癒やされ
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危険だと 言われ減りゆく 古遊具 記憶となりて な消え去りそ
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南風 暑さの残る 長月の 気だるさも良き 夕のひと時
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増えたのは部屋着を厚手に替えたから服着て目方計る甘えよ
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むらさきの夜(よ)のあけきらぬ黒々と樹々の浮かべる湖(うみ)はカンバス
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長袖が時計をずらすこの雨を閉じ込めてもう戻らない夏
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駐車場 袋から外覗くネギ まな板に乗るまで小旅行
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宇宙より迎えの船の来たるごと富士の白嶺(しらね)に浮く吊るし雲
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残照の光の海へ去ぬ燕 季節の終はり告げる羽音よ
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