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バス降りてふと振り向けば鮎沢の空に聳ゆる富士の白嶺
11
親指ほど らしいよヒトの 魂って 一寸五分の 虫すごくない?
9
うりずんの 頃を過ぐして 青葉吹く 風のまにまに 「みずりん」は来ぬ /水野英明氏改名「みずりん」
11
耳遠き 君と居るとき いつよりか 隣に座る 常の如くに
18
能舞台 所狭(せ)きまで カルテットの 楽器が並び ジャズぞ始まる /高槻ジャズストリート野見神社
11
清らかな 水湧き出づる 水口(みなくち)に 引きし菖蒲を 母に渡しき /端午の記憶
17
山の匂い、タバコの匂い、春の匂い、虹の匂いはあなたの香り
3
無作法と礼儀を糺すこの俺は無邪気を知らぬ無作法以前
5
見上げれは ビルのガラスに 雲流れ 立夏なりたり やる気頂く
15
幼稚園保育所そして観光地
請
(
こ
)
われて泳ぐ鯉のぼりかな
23
ねこ母となりて十年半となり
夫
(
つま
)
の姓になり十一年目/結婚記念日
28
子供の日 母に感謝を捧げる日 知るよしもなし幼きころは
34
紫蘭揺る雪の立夏の地もありて見える景色は人それぞれと
26
夜になり キミとの約束 思い出し 慌てて電話 それ来週よ
2
竹のこの憂きふし繁き
節
(
よ
)
よりぞゆるがし出だす明けのうぐいす
7
苦手です 二者択一の 問題は どっちにしても どっちもどっち
17
スルーしたアイロンがけのツケ溜めて 空酒瓶とごろ寝の端午
19
憐憫を門前払い色めいて映画見に行くロードバイクで
7
摘みし花咲き
満
(
み
)
てるまで
留
(
とど
)
めむと
柔
(
やわ
)
く望むは真白きこころ
30
ゆらゆらと ガラス戸に差す 春日影
逝
(
ゆ
)
けるひと浮かぶ 淡き青空
8
水をやる おのれひとりがいい顔をしていないかとデイジーの花
12
やわらかな夕暮れ色の君の声 円周率も詩にしてしまう
9
ウォーキング 他県ナンバー 目につきて ゴールデンウィーク 知らせる朝
17
七十路の半ばと知りぬ 食パンの六枚切りから八枚切りへ
18
例大祭 御輿を担ぐわけじゃなし 物見遊山に酒酌むがよし
11
ベーコンが パチパチ音を 立てながら もう朝ですと リマインドする
13
強風で グラつく機内 悶々と せり数時間 着いた
日本
(
ニッポン
)
!!
8
夢の中 「写樂」
誘
(
いざな
)
う 仏間にて 深みにはまり 動悸と寝汗
15
ベーコンが パチパチ音を 立てながら 僕らの朝を 祝福してる
16
いっときは迎えられぬと思ったがどっこい母は今日誕生日
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