出掛けれずただ仏壇の線香を絶やさず過ごす雨の彼岸よ
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晴々々雨々々晴々々 誰も気づかぬ エス・オー・エス
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雨の間に墓を参れば体冷え嗚呼ありがたき実家の炬燵よ
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群雲の 月の陽さえぎ 春の宵  川面に映えし 月影の 梅の香溢れ 独り酒を酌み
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木立打つ雨音枕辺に迫り 澱みたる悔いの念立ち現れたり
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百年後君を思い出すための鍵 Blue Jeans 古いスニーカー
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カードる もう二十度は 見た単語 思い出せぬのに ブラウスブリッツ
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苔むした義父の墓石 労るようにそっと撫で合掌す 在りし日の夫
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母眠る永代供養の納骨堂 よく来たねえと写真笑みをり /春彼岸
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うしろ髪 しなやかに揺れ 十六夜の  独り一夜の 夢追いかけて
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飛行機が 新幹線が マイカーが 徒歩に変わりて新時代なる
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食べたいけどパンではない茨城の「僕のカスタードメロンパン」
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圧政に ひれ伏しおだて 機嫌とる 人を無にして 生きる輩や
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夕日浴び独り本読む君を見てブックカバーを恨む放課後
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ほかほかの白いご飯にねぎ味噌をかけて食べれば三杯いける
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朧月 月の陽さえぎ 薄靄の  水面に映えし 揺れる月影  山の端白み 君旅立つや
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Grokに なって答えれば ウソついて それがバレても 仕様と言える
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光含み 魔物のごと咲く 白き花 桜よ今年も 我は惑えり
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学舎まなびやも廃校 止まぬ老朽化 郷愁きょうしゅうがしづかに消ゆ故郷こきょう
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お隣で 名前もかなり 似てるのに 「Vladimir Putinプーチン」さんと 「Volodymyr Zelenskyyゼレンスキー」さん / 歴史・戦争・隣国
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よく似た何か別のものそこまではどうにかたどり着くのだけれど
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待っている君の最終更新はどうやら君と縁ある数で
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バラ色の未来買うほど暇はなく「広島おんなエレジー」ずっと
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無駄足を何度も踏んだ野心家はしつこく古希の初恋をまた
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高市氏 笑顔の裏に 滲み出る 苦悩の明日を 我も感じる
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振り払わずにせめてそのまま飛んでくれ、嘘、飛ばないでいて 大人しく私の道連れになれ
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冗談に聞こえない様な君がわるい 齢十四、握力二十
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あの頃はヒロシマだった広島の戦後八十年も戦前
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丸木橋 怖がる祖母を 軽々と 抱きあげにけり 野分吹く日に /祖母を恋ふる記
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春秋(はるあき)の 彼岸に会いし 大叔母を 偲ぶよすがの おはぎ食みつつ
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