台風が 塵吹き去りて オリオンの 煌めき澄める 平坦の頃
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手を合わすなんで宗派があるのかないいねの教え違い過ぎるね
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雨上がり 天と地に架かる跨線橋 静寂を説く銀河にのまれ
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夏が過ぎもう秋が来て肌寒しあの日の記憶脳裏を去らず
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彼岸花鬼籍に入りし弟よ遠くの声がかすかに聞こえ
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雨に濡れ自販機の灯り佇む猫 通り過ぎるが神の御加護を
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老いらくの我が身となれど今生の苦とやらはまだ知らぬとみえる
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没落の一族がまだ住むという村があるぞと言う古老居て
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引き潮にあらわる砂道踏みしめるもうあと少しでここもまた海
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落ち葉踏み二人で歩く散歩道ガーファンクルの歌は聴こえず
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疲れたのちょっと甘えただけなのに疲労回復講座始まる
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秘めたるは恋心なり見せたるは友情ゆえに始まらぬ恋
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ドライヤー 受ける頭が傾いて 君が何かを尋ねるみたいで
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「いつも正解はできないのよ」というわたしの心の中の保育士
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わかります どうせ全てが早過ぎて 嗚呼あの時と 食い縛るから
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趣味なれど 評価の数に 左右され 一喜一憂す 承認欲求
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浴槽の縁(へり)に手をかけ水面を見ている猫の無残が過(よぎ)る/過去悲劇
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訪れた人の願いを無駄にして ただただ回す地球儀とペン
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黄み帯びて雲海のよう蕎麦畑あとどれくらい天上気分
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ラッキーと 大体のこと 思えたら これから先も なんとかなるか
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冬も笑む四季咲き薔薇の苗満たし花芽を待ちぬ狭きテラスや
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野分去る豪雨に耐えて黄の幸の花の開けり磯菊を抱く
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腕伸ばし一本立てる人差しの吾のこの指に朝陽よ止まれ
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野分来し高き場に在る鉢をみな床へ移せば悔やみ無き明日
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雲の間に 久方ぶりの夜半の月 引き寄せて 眠れぬ頭 (こうべ)預けたり
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いじめられ死にたい今を噛み締めろ将来正しい人はあなただ
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野分去りなれど豪雨の冠水で案ずる千葉の二人の兄貴
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台風が去れど残暑が戻る日にエアコン神のボタン押す我れ
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ウインナーに鮭と二重の海苔を敷き沢庵入れてドカ弁になり
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セルフレジ若き店子の笑み長く続くと思ふ慈悲無き時へ
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