畑にてこんにちはと言う若き声驚いて見るこの子誰の子
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暑すぎてかしらもみづの絶へにけり鳶の歌さへ浮かばぬ始末
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花柄の長袖シャツが蚊を断ちて満つ草花へ水撒きし朝
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問い合わせ 「先日メールした件で...」 長々と文面 煎じ詰める
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四十は 「不惑の歳」と 言われるが 我が心 フワフワくうを舞う
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法事など なくて構わぬ 自他ともに 心の中で 弔えばよし
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里がえりWカップ決勝を祖父と孫観る夏のきらめき
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湯をはって冷酒あおるこの家にひとりで四日すごす幕開け
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この暑さ 感じないよな おまじない 考案したい 冷房の中
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今日も晴れ 窓から見える 青空と 白い雲二つ 海へ行く朝
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蝉の声 参拝の道 汗だくで にじむ御朱印 夏の影落ち
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関心は「好き」と「嫌い」の分水嶺 われをも穿つ貴方きみは雨垂れ
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泥沼の蓮見て咲きし発明の撥水とふ自浄の不思議
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波平とアガサ博士をとうに越し毛だけは勝った鏡を見ながら
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波平とアガサ博士をとうに越しローション塗り込む鏡を見ながら
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枯れ花を身の再生に摂り生きる黄の小菊とは摩訶不思議なり
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寝に落ちて見た夢忘れ空っぽの脳が朝陽を吸い込み歌ふ
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カタバミの葉は直ぐに増え花も直ぐ咲くよと君へ捧げた昨夜
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払暁の蝉の合唱残骸となりつつある世掻き消すばかり
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投稿を希望したけど寝て何も夢見ず目覚む朝が悲しい
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丘に見る夜景がとても綺麗とふ君は乱視で三倍の幸
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頂を過去に据えない 振り返る山に取りたい花はないから
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追いつけぬ明日と言う名の星と陽を眺め受け止め生きて行けてる
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遠き日に この界隈で 誰彼が 愛を囁き あったのかしらん
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昨日で60なれど19の灯りを抱いて明日へ歩まむ
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幸運と呼んでみようか育てられ間引かれ空を眺めることを
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兄からのラム酒が届き華やかな甘さ染み込む誕生日なり
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朝ラッシュを逸し羽ばたく少女らは 夏休み行きへと乗り換へり
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終に出た天気予報が四十度 しかも数日名古屋を襲う
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3階の LOFTの前で 合流な 俺は7階 キミは1階
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