世の中の役に立たずに生きていることに気付かず生きる屍
5
乗っかれないやつは置いてく家族船むかしの父は船頭だった
10
日高屋にひとりで行ってずるいっていやいやあなた旅行行ってた
15
蚊にくわれ火がつかなくてあたま下げお墓参りが好きな両親
11
yamayosousonohiwomaenikiginohanofonnoriawakiakinoasakage
7
「夢ってね嘘がないよ」と言う君に夕べみた君の夢は言えない
24
用水路顔出し何やら見てる亀 そんなに急いで逃げなくたって🐢
32
肌寒い 快晴の空 アッサムティーを 君が淹れる日は 贅沢な朝
14
五月雨の 滴したたる 山若葉   朝陽に光る  白銀の玉 
6
「この国が平和だなんて思えない」記憶に残るいつかの会話
9
木霊かな 空耳かしら 呼びかけて答えを聴いたような気がする
18
悔やんでも詮ないことと知りながらいっしょに行ってあげたかったな
10
肥沃なる三日月地帯で遊びましょ この世の憂さをすべて忘れて
7
足の爪それぞれ違う色塗って展覧会にあらわれた人
9
宇宙船が光の速さを超えるときあの日の自分にポッキーあげる
12
ぽたぽたと夜の雫が屋根を打つLEDの無気力灯(あか)り/夜中
19
醸し出す 君の雰囲気 心地よく 嵐の前の 雨宿りの家
8
重ねきし二千三百 通過点 問われても はて、一体どこへ
11
すぎし日をよき日とおもふけふこそがよき日とおもふ きみいればこそ
18
君を抱き『たかいたかい』をしてみたい 五十年の 時は哀しみ
14
秋の香と 野分と共に去りし風 雨の残り香 落つ金木犀
30
点滴の間(あわい)の日々に秋を吸う野分けのあとのぬける蒼(あお)空
33
深夜二時 車で帰宅 山道で 鹿が見つめる 静寂な時
27
川岸に 一輪だけ咲く 彼岸花 少し見とれて 心を整理
26
トイレクイッ◯ルの内の袋が銀色で「新作…?」「!ナフサ(不足)由来か!?」/ポテチは見慣れた
7
飲めぬ酒 誤魔化す珈琲 丑一つ 一睡も無く 出会う朝日に
7
朝焼けに 金木犀が香り立つ 台風一過晴れ渡る空 
20
目覚めたら全身汗にまみれてる 布団やめたい寒くて寝れん / 13
8
この世はみんなホログラムホログラムホログラムホログラムホログラ
5
koronakaniaezunitenekietakimikokoronokoriwakanshawoiezu
10