目鼻立ち利き手も全部違うのにあなたを追うのはあの子のせいね
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肺胞が透きとおるまで新緑を吸い込んでみる土曜日の朝
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ベランダで餌を待つスズメみずからのパンを残して与える夫
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離れてく君を言葉で鷲づかむどうかこのさま笑ってほしい
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青い目に 恋を抱いて 泡となり 魚影もろとも 淡く消えゆく
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くたくたになるまで煮込んだ白菜にくたくたになるまで話してる
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インスタに 上がるストーリー 電車内 既読のつかない 駅構内
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「会っても会わなくてもさびしい」って観覧車こんな揺れてる状況で
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これじゃない カリカリご飯 じゃなくてさ 缶詰のやつ 猫要求す
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寄せ返す波のうへにぞ揺らぐ月夢と見えつつ及ばぬものを
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憧れし万年休み実現し眉のアーチも緩やかになり
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夏めく陽 腕をさらしてペダル漕ぐ みどりの風が吾を追い越し
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通勤の 混雑またも 始まりて 日常こそに 幸せがあり
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真夜中に三本足のリカちゃんと呟いてごらんほらもう来てる
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草刈りを雑に済ませてただ詫びる瞼の母の無言の献身
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連休やすみ明け 残りご飯に卵かけ 緩く平和な昼餉戻りぬ
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のLINEショウジョウバカマいわかがみタムシバ等々やまの花々
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何気ない 君からのそのメッセージ 僕の口にリピートする日々
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飲み込んだひかりを夜に盗まれないようにしっかり隠してなさい
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薫風になびく前髪 颯爽さっそうと歩む ワイシャツ姿の青年
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幸せになれないレッテルをぺたぺた 爪の間に残る粘着
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休み明け月つとめ前PMSのことです二重苦で吾のカラダは鉛のようで
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自分は叩いて愉快と笑う 叩かれたらば酷いと「イジワル」叫ぶ/都々逸
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空を見て「綺麗」と言える今日の日を 明日も無事に迎えるように
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肉まんと睨めっこして思い出す 君の香りの二十六番
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僕の伯母化粧が下手でいつ見ても気の毒だけどオバケショーです
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ビックバンもビブラートだよ 手を取ってきみと水溜まりに入る、故意
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炭酸を飲む時よぎる被虐心 喉元通る痛み味わう
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プレステが最後に吐いた虹色のノイズのうえを走る桃鉄
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燃え盛る承認欲を止めるため強めのWAFを処方しますね
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