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開けてすぐじゃなきゃだめと猫殿は銀のスプーンのまぐろ返品/パウチ
22
万札で、あんパンを一つ買ったから、小銭とお札がたくさんで嬉しい。
6
また来るよ お彼岸参り あと何度 此岸から見る 花曇り空
8
A
I
に制作させたエロ画像見ながら抜くのやはり
虚
(
むな
)
しい
5
転々と 君を追いかけ 春の中 今点々と 咲くシバザクラ
13
春分ける四温の風のふうわりと臆病一枚脱ぎ捨ててみる
22
平和の世ねがふ口もて謗るわれこころ
刃
(
やいば
)
や鞘ぞいづこに
18
花や散る 移ろう影の
溢
(
あふ
)
れふる 嬉し幼な子 錦の衣
8
病院の待合室みな健康に前向きなひと治そうとしてるひと
9
「子育てのやうなものだ」とAIに魂吹き込む哲学者をり
9
「優しい」が擦り減らされてゆく我の心を知るか父の瞳は
30
慌てずに指紋を消して血を拭いてあとは凶器とホトケの始末
9
参られる側にお前ももうすぐになるんだという墓からの声
11
春の色 愛を奏でる 歌う野辺 揺らぐ春の陽 黄色一色
6
微笑んで 悪意はないと 言うけれど 目の奥ひそむ 毒の棘が光る
6
春の色 春を奏でる 歌う野辺 黄色一色 春の陽射すや 春一路
4
国であれ 人がする事 愛憎も 駆け引きもあり 何処に落とすか
16
連休が 明けた雨の朝 憂鬱を 一手に引き受け クリスマスローズ
9
給食は残さず食べるべきなんだああそれなのにキノコが見てる
18
ドラえもんわさびになって久しいが 母の声マネ変わらずのぶ代
19
猫を撫で コーヒー淹れて ウタカタを あとは天気が 上がるのを待つ
23
一人
背負
(
しょ
)
い二人はバギーで「こんにちわ!」細い身体でたくまし 母は / 娘
47
休憩室。クッキーが置かれていたティッシュ。一枚一枚片付けていく。
4
残された夫の動画ひとつ 何度もスクロールし 声聴きに行く
19
取り出して 眺めて聴いた 「レクイエム」 モーツァルトの 最後の手紙
18
抽斗
(
ひきだし
)
の整理 宝探しの如 失くしたはずの 記念の硬貨
27
西の窓 沈みゆく陽を
愛
(
め
)
でた夕刻 今家々の屋根が遮る佳景
18
本当の ことを言っても 信じない 信じたいこと 信じる人たち
4
天道虫飼うと云うからアブラムシさがす菜の花畑の朝に
15
恋人と呼べずに去りし人送る横浜駅のやさしい雑踏
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