暗い歌ばかりを詠んだ 比例して笑顔になれる そんな気がして
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ホットミルクに似た声の人だった まろやかに溺れてくみたいな
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君がいる 詠う横の その横で 馬に歌を 聞かせるようで
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紆余曲折 有りて 4児の父となり  家族を守りつ 息子は歩む
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抜けてゆく ああ倍倍でも 抜けてゆく これが俗にゆう 捨てた人生
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今月の運勢は最高なんて今言われても 今言われても
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忘れたい 実る自分の 番号へ ふと朧げに 君のためかな
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柚子の香の熱湯あつゆに入りて憂きことを洗い流して変身解除
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振り返り転げ落ちるよあなたまで桃の実捨てて柘榴齧ろう
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豚さんはカナダ、メキシコ海を越えスープの海でしゃぶしゃぶ泳ぎ
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北の湿原 タンチョウヅル 雪に映ゆ 雄々しき翼 広げつつ舞う
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草原で春風がレジャーシートを突き抜けて今日は小さな祝祭日
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元気玉 みんなの力を借りる技 みんなこの短歌にいいねをくれ   いいね、いいね、え?いいえ?
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debrisと冥王星が待っていてポイント・ネモは青空にある
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いつか見た青の世界に落ちていく大気圏より透明な海
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五年先 十年先も 可愛いと 貴女に言える 未来を信じ
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食べ切れぬ ぽんかん貰い 有り難く  次に何をか じいさまの為
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前に海 背に山控え 串本の 昼はとんびに 夜は鹿の音
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いつまでもベビーブーマー (baby boomers)と呼ばれこしが今日にて吾は七十八歳しちじふはちなり
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心地良く 寒い空気と 温かい 吐く息眺め けふは良きかな
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年明けに 急な豪雪 いとおかし 「本気出すなよ、冬将軍」
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これからのあなたの過ごす毎日が満ち足りる日でありますように/20260130
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自由律短歌ってどこまで自由なん?これも自由律短歌なん?
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唇の渇きも知らぬ恋だった リップの硬さにふと、そう思い
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松雪草スノードロップ 白く儚き 君なれど  少し怖いな 花言葉がさ
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贈り物包装優しく解くように私を大事にしてくれるひと
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かわいいね まだ柔らかい足の甲きゅっと丸まる硬いつま先
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オレンジに熟すクチナシゆらゆらと枝葉の揺れる風冷えの午後
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寒中は 生きていること 思い出す  凍えた両手 包む両手に
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この雪は私のために降るのです 私を隠すために降るのです
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