平日やいとまのおりも籠りたし世の風さへも毒と聞きしに
8
コーヒーに 虚無の欠片を溶け合わす指で回して刹那に飲み干す
16
月に誓っちゃだめだってジュリエットじゃなくてももうみんな知ってる
9
求めてたものとは違う幸せが私の手には余る気がして
8
誰かには分かって欲しい 本音では 世界の誰にも分かられたくない
11
耳遠くなった吾らは話さずとも互いの笑顔みて通じ合う/親友
21
インプット、アウトプットも必要な短歌への道難しいかも
5
君のこともこんなふうに忘れちゃう? バ先流にならないビビンバ
4
ぶちまければ消えると思ってたこの恋心 消える気配がない
7
消えてくれこの恋心 いつかではなく今すぐに 救難信号
7
ベランダから 青いおけいはん 見下ろせり こんな景色を お喜びだろうか>ひさかた乃様😸
9
カンボディアの干拓動画に懐かしき子供時代の昭和の活気
8
秋風に花は香れど姿なく遥か頭上に葛は咲き立つ
18
隣家となりやの 煙突屋根の 三角の 影がとどけば 開く秋の戸
41
ヤマザキの いもパイ なかなかオススメです😸 朝からほっこり 焼き芋気分🍠
16
カーテンの陰から のそり現れて チビ猫 けさも にうにう牛乳・ゴクゴク
14
「百万回生きたねこ」(佐野洋子さん)さえ 読み返せない それでもいいや 充実してる
15
キューピーちゃんなりに ウエストできてきた 腹筋120回の賜物なり
16
遊歩道日暮れ通らば空覆うムクドリ集く桜並木に
25
空青し されど予報は 雷雨なり 秋分の空 我には分からじ
8
命綱としての機械 点滴のリズムと共に押し押し歩く
13
杖をつく 足が三本あるみたい 少し遠くへ行きたい心
9
眠剤を飲むことだけが楽しみでそれは変だよ でも事実だよ
8
好きだった歌も思い出せなくて いつか死ぬって言われてもな
4
おくすりでふやふやになったあたまではしぬことだけがまるだったのだ
4
両腕に無数に残る点滴の跡が星座のようできれいだ
11
痛み止めなのに心も落ち着いた 少しだけなら眠れるかなあ
6
この管を抜いて死ねたらいいのにな 残る理性が煩わしくて
6
二十五になったら死ぬという歌詞がまだ未来系のころ書いた詩
6
飛び降りる前に見た空、飛び降りた後に見た空、病室の空
5